気泡の中に閉じ込められているのは
工房の空気。。。
稲嶺氏と息子の盛一郎さん、それに10人近いスタッフの
作品に懸ける熱い想いと
汗と熱気でむせ返るような工房の濃い空気がその中に入っているのです。。。
炎の側で体中の水分を捧げながら作品を生み出しているかのような稲嶺氏
塩の小皿を側に置いて、それを舐めながら水分補給をし
かなり重量のあるガラスの塊をまるで子どもを育てるように
芸術的な形へと導いていく様は
「闘っている」というより「育んでいる」という表現が合うような気がします。
そういう暖かい気泡を抱いて、クールな表情で立っているから
魅力的なのかな・・・?
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映画「ジュラシックパーク」の琥珀の中の蚊のように
未来において、この気泡がもの凄く貴重なものになったりして!!
なんて、科学オンチの私は勝手な想像を膨らませて・・・・・います