足付きの器って・・・賢そうに見えませんか?
テーブルにベタッと底をつけた器より、何か言いたげな雰囲気・・・
気品があるかどうかは別として、そうありたいと願っている感じです。
この芭蕉皿、緑釉の方を以前に紹介させて頂いたのですが
裏側も丁寧に仕上げられていて、手を抜かない壱岐さんらしい器です。
くりや仕事をする者にとって、足付き器って
洗うとき、しまうとき、何かと問題あり・・・・なのですが
それを煩わしいと思わずに、日常で使ってしまう
時間のゆとり、心のゆとりが欲しい・・・・・
と、ニョキッと突き出た器の意思を見て思うのです。
愛すべき、「器の意思」