なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ウバユリ(ユリ科・ウバユリ属)多年草

2017-07-21 19:25:33 | 草花
 愛知川、河川敷の竹藪の中へ、ウバユリの花を撮りに行きました。開花している株は少なく、
まだ蕾の状態のものが多かったです。夏草が生い茂っていて、なかなか近寄れません。それに、
ものすごい藪蚊との戦いです。ゆっくりピントを合わせている暇がありませんでした。
 ウバユリは、外側を向いて、殆ど真横に花を開きます。ぱっと平開しないで、6枚の花被片を
ほんの少し開くだけです。雄しべが花被片の隙間から見られます。雌しべに沿うように、長さの
違う雄しべが並んでいます。
 ウバユリは、一度花を咲かせると、鱗茎ごと枯れて、同じ所から芽を伸ばしません。鱗茎から
分かれた小さな鱗茎を作りますが、花を咲かせるようになるまでには、何年もかかるそうです。










































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2 コメント

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うばゆり (れんげ)
2017-07-22 05:20:38
なずなさん
おはよう~
なずなさんのお便りを見て、
こちらにすっ飛んできました♪
そうなのよね。
今年は暑くて林の暗い中で咲くウバユリの自然な姿は、
見ることができませんでした。
毎年、行っていた場所はやはり薄暗い所で、
花に近づけないことが多かったの。
それでも、オオキツネノカミソリと、ウバユリに出会うのを楽しみにしていたんだけどね。
今年は行けるかどうかわからないので、小さな牧野庭園のウバユリ数本でがまんしてしまいました。
こういう、自然に生えてる場所で出会うとまた趣が違います。藪蚊にかまれて写真を撮ってこられたのね。ご苦労様。でも、やっぱりとてもウバユリらしくて、
奇妙と思いながら・愛着がある花のひとつです。
ウバユリが一度枯れると同じ場所から花を咲かせない事なんて、初めて知りました。ユリ科で球根だから、毎年同じ場所で咲くのかと思ったわ。また小さな違う鱗茎から咲くのに時間をかける貴重な花だと貴方のおかげで知ることができました。
ありがとう。(=^・^=)

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竹藪のウバユリ (なずな)
2017-07-22 20:30:24
れんげさん こんばんは。コメント有難うございます。
ウバユリは、こんな暗い所が好きなんですね。
葉が大きくて、草丈も高く、かなり目立つ花なので、近寄りやすいところで、咲いてるのは、
誰かにちょん切られることが多いのです。
ウバユリの近くには、ヤブミョウガがたくさん生えていて、花を咲かせていました。
ウバユリの果実も秋につくんと立っていて目立ちますね。
ふうっと吹くと、種が散って、面白かったです。
実生だと、さらに花が咲くまで、7~8年もかかるそうです。
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