東京府中市の税理士 金成祐行の日々の気付き

税理士法人の経営、強度行動障害の自閉症の息子との生活、悪戦苦闘の毎日で、日々気づいたことを書いていきたいと思います。

蛭くん

2008-09-15 07:51:24 | ノンジャンル
このブログにたくさんのコメントを書いてくれていた、
蛭くんこと、蛭田浩洲君。
膵臓癌により、平成20年9月9日永眠しました。

享年36歳でした。


彼は私の従兄弟にあたる関係で、
小さい頃、母の実家で良く遊んだものです。
年が近いので、カブトムシやクワガタを採ったり、
小川で遊んだり・・・・


私の母方の親族は、非常に感受性が強いところがあって、
彼も例外ではなく、大学時代の人間関係に深く傷つき、
生き馬の目を抜くような、この社会に順応することが難しく、
以来、心の病と闘い続けてきました。


そして・・・、昨年の11月に癌が発見。
手術をしたものの、自分の癌が摘出不能であったことを知った。


しかし、彼は、自分の死と正面から向かい合った。
生前、自分の墓を選ぶ程の覚悟をもっていた。


彼は勇気あるサムライでした。
最後の最後まで、その場所で踏みとどまり、戦い続けました。

その「勇気」は、彼の心を傷つけた、彼自身の強い感受性と表裏一体であったこと。
それも不思議なご縁を感じます。


闘い続けた36年だったことでしょう。
本当にお疲れ様。

ゆっくりお休み下さい。



コメント
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