東京府中市の税理士 金成祐行の日々の気付き

税理士法人の経営、強度行動障害の自閉症の息子との生活、悪戦苦闘の毎日で、日々気づいたことを書いていきたいと思います。

第37回TKC全国会役員大会

2010-07-30 05:51:00 | 経営
昨日のつぶやきにもありますが・・・(^_^;

第37回TKC全国会役員大会に参加してきました。
私は、TKC武蔵府中支部の支部長という役回りをしておりまして、
その立場での参加でした。



写真は懇親会での出し物、大喜利の様子で、
さすがプロ。800人もの参加者(それも酒の入った)の注目を見事に集めていました。



さて、懇親会だけではなく、2日間にわたり、びっしりと研修をしたのですが、
印象に残ったのは、中小企業会計の最新状況。

「国際財務報告基準IFRS」を中小企業の会計に適用すべきか否かについて、

日本では、トップダウン型の「非上場企業の会計基準に関する懇談会」
とボトムアップ型の「中小企業の会計に関する研究会」が検討を重ねていて、
それぞれ、近々に答申が発表されるそうです。


EU発のIFRSが全ての中小企業に適用されることになると、
投資家への報告が役割であるIFRS型の会計基準が、
中小企業の社長には、何の意味もないのにもかかわらず、役に立たないにもかかわらず、
無頓着に導入されかねない・・・ということでした。

そうなると、日本の税法の「確定決算主義」の根幹が揺るぎかねないのですが、
どうも、日本の会計学者の一部には、中業企業の実態を把握せず、
まずIFRSありきの固定観念を持つ方がいるらしく!
ビックリです。


私たち税理士は、その多くが

「IFRSの基準は、投資家向けの報告基準なので、
『当然』中小企業である私たちが導入されるものではない。」

くらいに考えて正直無関心であったことを反省。


今の政治はこれに限らずアマチュアリズムとポピュリズムが充ち満ちているので、
あらゆる分野に関して「無関心」は国を滅ぼす行為なのだということに気づきました。





次に・・・・
㈱TKCが書面添付を行っている会計事務所1つに1台。
ipadを無償貸与してくれるとか・・・・

㈱TKCの太っ腹にビックリ。

しかし・・・、マイクロソフトもタブレット型のPCを近々に導入するというニュースが流れる中、
タブレットPCの操作に慣れておこうという意図もわかります。

役員大会の仲間の先生から教えてもらったソフト「TeamViewer」

http://www.teamviewer.com/ja/index.aspx


このソフトは凄いです!
外から、ipadでwindowsパソコンにアクセスできる!
すなわち、事務所の会計ソフトも決算書ファイルも、
ipadで動かすことができるのです!

自宅に帰って早速接続してみると、自宅パソコンに即接続。
まだ商用に使うほどではありませんが、これは便利ですね~。


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