東京府中市の税理士 金成祐行の日々の気付き

税理士法人の経営、強度行動障害の自閉症の息子との生活、悪戦苦闘の毎日で、日々気づいたことを書いていきたいと思います。

秋季大学キャラバン隊~TKC山梨支部

2010-08-02 06:40:00 | 経営
9/15に開催されるTKC西東京山梨会秋季大学のキャラバン隊(参加をお願いに行くこと)として、
TKC山梨支部の総会にお伺いしてきました。




山梨支部の総会は素晴らしく、
きちんと議事に従って、厳かに行われていました。
武蔵府中支部の総会も、山梨を見習わなければ・・・と思いました。


総会にあわせて行われた、浜松の坂本孝司先生の講演。
坂本先生のお話は、私にとって、開業時、開業後しばらくして、
組織運営で悩んだ頃・・・、その時その時、節目の時聴講しています。

今回も素晴らしかった。
「税理士」という職業の新たなポジションについて、目から鱗でした。

中でも、事務所発展のポイントとして語っていた

「『現世的ニーズ』に迎合するのではなく、
『啓蒙』こそが営業活動だ、
と理解した瞬間から、誇りある税理士人生が始まりました。」


という言葉。心にしみました。


また、国際会計報告基準IFRSの中小企業会計への導入問題については、
この日決着がついたとの報告がありました。

結論は、会計は何種類もあっていい。
中小企業会計は、中小企業にとって本当に役に立つものでなければならず、
IFRSに従う必要は無い、というものでした。

https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/establishment/20100730/press_release/20100730.pdf

本当に良かった。

一時、小企業も含めた全ての企業が、未実現利益などを計上しなければならない、
IFRSを導入し、現行の確定決算主義も崩壊しかねない危険性があった中、
逆転に尽力してくださった坂本先生。

ありがとうございました。
最後に坂本先生がおっしゃっていました。

「皆さん!政治に無関心、ノンポリでいると、こういう事態になってしまうのですよ!」

本当にその通りです。
私たちは、政治に関心を失ってはいけません。


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