東京府中市の税理士 金成祐行の日々の気付き

税理士法人の経営、強度行動障害の自閉症の息子との生活、悪戦苦闘の毎日で、日々気づいたことを書いていきたいと思います。

人は汲み尽くせない

2007-03-09 22:50:47 | ノンジャンル
人に対する最高の尊厳を表す言葉がある。

「人は汲み尽くせない」ということ。


経験を積み重ね、人生も円熟期に達し、老練になり、人の心が手に取るように解るようになると、こうすれば、人は動く、感動する、やる気になるというコツがわかってくることがある。

このようにタイプ分けをすれば、人がよくわかる、対処の方法が解ると、確かに目から鱗が落ちることがある。

様々なスキルや、手法もある。
理解を深めるに従って、人が、さも解ったようになることがある。

実はそこに、はまる落とし穴がある。

それは、操作主義の罠。



人は、汲み尽くせない深さがある。
掘っても掘っても、底が見えない。想像を絶する深さ。
他人を動かせているように見えて、その実どうなのか・・・
実は表面上のこと・・・ということも多々ある。
人の心は、海の底より深い。


そして、その深さは、自分の心の深さと同じ程度しか、推し量ることができない。

とても怖いことだが・・・、
多くのスタッフ達に囲まれ、多くの顧問先にも囲まれ、現実の世界の中で、もっともっと、自分の心を深めてゆきたい・・・そう思う。

決して汲み尽くすことのできない深い深い心の世界を信じ、
本当の意味で操作主義を排除する姿勢を獲得できたとき、
周囲の皆様は、本当のやる気と、感動と、生き甲斐を見いだすことができ、
結果も伴ってくる・・・・とい信じている。
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