感覚の間隔

家族、仕事、友人、知人から街中での知っている人、知らない人・・・そこでの自分の、自分との「カンカク」はどうなんだろう

保育園での発表会が終わって

2019-01-26 17:22:29 | 日記
次男三男の利用している保育園の発表会がありました。

それぞれ楽器演奏、合唱、演技をして頑張っていました。

保育士さんも途中お楽しみの時間で、演技や体操も披露されていて、マルチな活躍をされているプロだなぁと観ていました。


自分は幼少期の頃にいわゆる「お遊戯会」には出た記憶はあまりなく、それもあってかそれ以降の学校生活でも、文化祭などでの発表には裏方に徹する消極的な存在でした。

他人に何かを表現して伝える「楽しむこと」「うれしいと思うこと」の感覚がよく分からなかったから、そこに熱中することもなかったんだと思います。


大人になって、PT(理学療法士)の資格を取るための学校へ通っているとき、ある先生が「PTって芸術だと思うだよね」とおっしゃったことが今でも記憶に残っています。

それもあって、それ以降は自分の仕事やプライベートでも、「表現すること」の大切さや楽しみも分かるように少しずつなりました。

その過程での大きな転機は、認知運動療法(現在は認知神経リハビリテーション)での研集会で、コンテンポラリーダンサーの勅使川原三郎さんのWS企画を体験したことです。

「動く視点・支点・始点」
「他者との感覚・間隔」
止まる、動くで気づく「空間を共有する感覚」
そして、「ことばの指示」でなく「からだの指示」で自分と他者の関係性が出来ていくプロセス


今日の保育園での自分の子どもの発表会を観ながら、そんな感じを経てきた自分だからいま観ることができて、そこに賞賛や共感ももてるんだなぁと。

大人になってから、自分の子どもに教えてもらっている一場面が今日もあった保育園での発表会でした。