感覚の間隔

家族、仕事、友人、知人から街中での知っている人、知らない人・・・そこでの自分の、自分との「カンカク」はどうなんだろう

スペシャルニーズのある子どもと家族支援を考えるシンポジウム

2019-02-27 22:09:35 | 日記

"日本財団主催  スペシャルニーズのある子どもと家族支援を考えるシンポジウムと交流会"


午後から都内に出向いて出席。

職場には午後休を申請していたものの、25分ほどの遅刻で到着となってしまった。


こういった、自分で見つけたセミナーは期待と、普段の職場では得られない気づきを良くも悪くも得られるだろうから、ある意味仕事以上に大切な時間と場所だと思うのです。


最近はより地域に近づいたリハビリテーションの役割を考えるので、今回の講演やシンポジストの話し、そしてその後の交流会で何人かの参加者と話せたことで、自分の立ち位置や今やれること、これからやりたいことと、そのためにどんなプロセスが必要なのかを考えるきっかけを少しもらった感じでいる。


話しの中で、「選択」「チャレンジ」という、自分も大切にしているワードが登壇者から聞けたのは安心したところ。

関わる子どもにはその機会をなるべく提供できるようにしているし、それを思っているのは当然ながら親だってそうだということ。当たり前のことだけど、当事者から直接聞かせていただくと、やはりそのために自分のリハビリテーションの視点では何を方略として考えて、目の前の方に提供するかという基本を大切にしなくてはと感じる。


交流会には重度重複障害のお子さんも参加されていて、おひとりとご挨拶&お話しできました。

このときの方法はいつも使っている「ユマニチュード」「ダンスムーブメントセラピー」での関わり方、そして最近意識している「コーマワーク」でのコミュニケーション。


初めてお話しした方だけど、とっても色々自分の動かせるからだを使って伝えてくれた中学生さんでした。人見知りしないねって聞いたらその方なりに大きく頷いてくれて、お母さんにその後その話しをしたら「人見知りしないんです」って言われた。

やっぱりこちらのスタンスって大事だなって再確認。


このシンポジウムで、「決めつけない、子どもも自分も。そして疲弊しないこと」って話しもありました。


今目の前にいる人を感じ取って、ありのままに交流する。

「相互に循環する感覚」

って気持ち良いなぁって実感した午後でした。