
皆様、こんばんは。
事務局です。
30日の名古屋市内は、引き続き、晴れの良い天気となりました。
暑がりの私(寺西)は、今日から、ジャケット(上衣)を着るのを止めました。
売場では、半袖シャツにネクタイになっています。
28日から、丸栄百貨店様8階催事場では、恒例の「鉄道模型展」が開催されています。
私が担当する、鉄道くじ売場には、引き続き、学生バイト様が入ってくれます。
前回の続きになります。
主要なブースや売場を紹介していきます。
(6)アスターホビー様―――――
1番ゲージ(縮尺1/32又は1/30.5。線路幅45mm)鉄道模型を製造・販売されているメーカーです。
上の写真はブース全体を撮ったものです。
1975年設立ですが、ライブスチーム(※)業界では、世界的に知名度が高い会社です。

※動態保存の蒸気機関車や蒸気機関模型等、実際に実働する蒸気機関の総称になります。
現在、1番ゲージには、2つの動力システムがあります。
(1)スチーム動力
(2)電気動力
(1)スチーム動力とは、燃料をボイラー内で燃やすことにより、水を水蒸気に変え、水蒸気の圧力でピストンを動かす、蒸気機関車と同じ原理の動力になります。
模型を走らせるためには、手動給水ポンプを使って、ボイラーに水を送り、通風機(ブロアー)を使って、ボイラー全体を温めます。
室温によって変わるそうですが、模型が走るようになるためには、だいたい40分ぐらいの時間がかかるそうです。
前にも書きましたが、スチーム動力を一般的には「ライブスチーム」と言います。
蒸気機関車の模型で使われる動力です。
ちなみに水蒸気の圧力は4キロだそうです。
(2)電気動力とは、蓄電池に貯めた電気をモーターに流して、モーターの回転力を動力にしているものです。
電気機関車やディーゼル機関車、電車の模型で使われる動力です。

1番ゲージは模型のサイズが大きいので、迫力がありますし、野外で走らせることが可能です。
「庭園鉄道」として紹介される鉄道模型の多くは、1番ゲージ鉄道模型になります。
ちなみに線路1本の長さは60cmで、枕木は硬質樹脂製、レールは真鍮製になっています。
レールとレールを繋ぐジョイントも真鍮製でした。
ブースは期間中、営業様お一人で、切り盛りされていらっしゃいました。
(7)ポポンデッタクラフト様――
2013年に発足という新しい会社になります。
ポポンデッタ様のジオラマ製作部門と考えてください。
ジオラマ用品の販売、情景レイアウト製作等をされています。

上の写真はブース全体を撮ったものです。
去年より職人様から、「プロとしてジオラマを作っています」と、お話を聞いています。
ブース左側には、製作された情景レイアウト、中央に「丸榮百貨店本館(現在)」が置かれています。
丸榮百貨店本館(現在)は、一番下の写真を参考にしてください。
右側には、実演コーナーが設けられており、職人様3名が、交代しながら、ジオラマ製作実演をされていました。
技術レベルが高いことから、「鉄道模型コンテスト2014」(東京ビッグサイト)にて、出品作品が、企業クラブコンテスト部門最優秀賞を受賞されています。
また2015年にも同賞を受賞されており、現在2連覇を達成されています。

実演コーナーの作業台に乗っている、昭和時代の丸栄百貨店本館の完成が楽しみです。
開店前、職人様が、ブース内に設置されています、情景レイアウトの線路をクリーニングされていました。
ブースでは、「LED照明システム(ジオラマ用品 製品リスト)」、「ジオラマのオーダーメイド承ります(ポポンデッタクラフト製作事例)」等の案内チラシを配布していました。
次回に続きます。
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