最近メモだらけ。
今度は染料に関する一言メモ。
直接染料(Direct Dye)<>・・・染料はマイナスの電荷を帯びており、
綿(セルロース)もδ-とマイナスなので染まりにくい。
そこで助剤として硫酸ナトリウム(ボウ硝)を40-50 g/Lを加え、
ナトリウムイオンとδ-を中和させ、染料を染み込みやすくしている。
(浴比=水量:繊維の重さ=10L:1kg)
酸性染料(Acid Dye)・・・良堅ろう性、羊毛やナイロンなどに。
塩基性染料(Basic Dye)・・・水溶液中で陽イオンになる。
(≒カチオン染料、Cationic Dye)
少量で高い染色効果、色相が鮮明、世界初の合成染料モーベイン(紫色)
絹の染色に。日光堅ろう度低い。
現在はアクリル繊維に染色用。日光堅ろう度高い。
耐光堅ろう度・・絹に染色した場合良くない、アクリル繊維には良い。
吸収度A=log〖I_0/I〗=εcl
(I_0:入射光の強度、ε:分子吸光係数、c:濃度、l:光路長)
媒染染料(Mordant Dye)・・・植物等から抽出される天然染料
(タマネギの皮でオレンジ染等)
媒染剤の役割 ①染料を繊維と結合させる(色止め、媒染剤の色止め)
②金属イオンによって色を変化できる(Fe,Al,Ni,Co,Sn,Cr,Au,Ag,Cu…)
酸性媒染染料(Acid Mordant Dye)・・・羊毛を染色した後、クロムで媒染、
深黒色を出せる。
バット染料(Vat Dye)・・・インジゴ(青、ジーパン)。
ナフトール染料(Naphthol Color)・・・繊維上不溶なアゾ染料を生成。
下漬剤+顕色剤⇒不溶性アゾ染料 ← 湿式コピー、乾式コピー(トナー)
分散染料(Disperse Dye)・・・水に難溶性、水中に分散して使用、
疎水性繊維(ポリエステル、アステート)の染色に
構造上の特徴⇒分子が小さい、アミノ基(NH2)のような
水素結合を形成する置換基がある、水に難溶。
反応染料(Reactive Dye)・・・綿、麻、レーヨンなどセルロース系繊維用(大部分)。
羊毛、絹、ナイロンにも一部使用
繊維中の官能基(セルロースの場合)と化学反応して共有結合を形成。
反応染料の性質として重要なもの ⇒ 親和性、反応性(固着率)、洗浄性
蛍光増白剤(Fluorescent Whitening Agent)・・・紫外線を吸収し、可視部に蛍光を発する。
(紫外線、ブラックライトを当てると青白く光る)化学発光、化学反応により発光
今度は染料に関する一言メモ。
直接染料(Direct Dye)<>・・・染料はマイナスの電荷を帯びており、
綿(セルロース)もδ-とマイナスなので染まりにくい。
そこで助剤として硫酸ナトリウム(ボウ硝)を40-50 g/Lを加え、
ナトリウムイオンとδ-を中和させ、染料を染み込みやすくしている。
(浴比=水量:繊維の重さ=10L:1kg)
酸性染料(Acid Dye)・・・良堅ろう性、羊毛やナイロンなどに。
塩基性染料(Basic Dye)・・・水溶液中で陽イオンになる。
(≒カチオン染料、Cationic Dye)
少量で高い染色効果、色相が鮮明、世界初の合成染料モーベイン(紫色)
絹の染色に。日光堅ろう度低い。
現在はアクリル繊維に染色用。日光堅ろう度高い。
耐光堅ろう度・・絹に染色した場合良くない、アクリル繊維には良い。
吸収度A=log〖I_0/I〗=εcl
(I_0:入射光の強度、ε:分子吸光係数、c:濃度、l:光路長)
媒染染料(Mordant Dye)・・・植物等から抽出される天然染料
(タマネギの皮でオレンジ染等)
媒染剤の役割 ①染料を繊維と結合させる(色止め、媒染剤の色止め)
②金属イオンによって色を変化できる(Fe,Al,Ni,Co,Sn,Cr,Au,Ag,Cu…)
酸性媒染染料(Acid Mordant Dye)・・・羊毛を染色した後、クロムで媒染、
深黒色を出せる。
バット染料(Vat Dye)・・・インジゴ(青、ジーパン)。
ナフトール染料(Naphthol Color)・・・繊維上不溶なアゾ染料を生成。
下漬剤+顕色剤⇒不溶性アゾ染料 ← 湿式コピー、乾式コピー(トナー)
分散染料(Disperse Dye)・・・水に難溶性、水中に分散して使用、
疎水性繊維(ポリエステル、アステート)の染色に
構造上の特徴⇒分子が小さい、アミノ基(NH2)のような
水素結合を形成する置換基がある、水に難溶。
反応染料(Reactive Dye)・・・綿、麻、レーヨンなどセルロース系繊維用(大部分)。
羊毛、絹、ナイロンにも一部使用
繊維中の官能基(セルロースの場合)と化学反応して共有結合を形成。
反応染料の性質として重要なもの ⇒ 親和性、反応性(固着率)、洗浄性
蛍光増白剤(Fluorescent Whitening Agent)・・・紫外線を吸収し、可視部に蛍光を発する。
(紫外線、ブラックライトを当てると青白く光る)化学発光、化学反応により発光