ソフトウェア開発したい日記

「面白い!」と思った頭の体操や、数学の問題を載せていきます
その他ロードバイクででかけた先の写真や、ソフト開発のメモ等

染料に関するメモ

2010年07月26日 13時22分02秒 | 科学
最近メモだらけ。
今度は染料に関する一言メモ。

直接染料(Direct Dye)<>・・・染料はマイナスの電荷を帯びており、
  綿(セルロース)もδ-とマイナスなので染まりにくい。
  そこで助剤として硫酸ナトリウム(ボウ硝)を40-50 g/Lを加え、
  ナトリウムイオンとδ-を中和させ、染料を染み込みやすくしている。
  (浴比=水量:繊維の重さ=10L:1kg)

酸性染料(Acid Dye)・・・良堅ろう性、羊毛やナイロンなどに。

塩基性染料(Basic Dye)・・・水溶液中で陽イオンになる。
  (≒カチオン染料、Cationic Dye)
  少量で高い染色効果、色相が鮮明、世界初の合成染料モーベイン(紫色)
  絹の染色に。日光堅ろう度低い。
  現在はアクリル繊維に染色用。日光堅ろう度高い。
  耐光堅ろう度・・絹に染色した場合良くない、アクリル繊維には良い。
   吸収度A=log⁡〖I_0/I〗=εcl
   (I_0:入射光の強度、ε:分子吸光係数、c:濃度、l:光路長)

媒染染料(Mordant Dye)・・・植物等から抽出される天然染料
  (タマネギの皮でオレンジ染等)
 媒染剤の役割 ①染料を繊維と結合させる(色止め、媒染剤の色止め)
          ②金属イオンによって色を変化できる(Fe,Al,Ni,Co,Sn,Cr,Au,Ag,Cu…)

酸性媒染染料(Acid Mordant Dye)・・・羊毛を染色した後、クロムで媒染、
  深黒色を出せる。

バット染料(Vat Dye)・・・インジゴ(青、ジーパン)。

ナフトール染料(Naphthol Color)・・・繊維上不溶なアゾ染料を生成。
  下漬剤+顕色剤⇒不溶性アゾ染料 ← 湿式コピー、乾式コピー(トナー)

分散染料(Disperse Dye)・・・水に難溶性、水中に分散して使用、
  疎水性繊維(ポリエステル、アステート)の染色に
  構造上の特徴⇒分子が小さい、アミノ基(NH2)のような
  水素結合を形成する置換基がある、水に難溶。

反応染料(Reactive Dye)・・・綿、麻、レーヨンなどセルロース系繊維用(大部分)。
  羊毛、絹、ナイロンにも一部使用
  繊維中の官能基(セルロースの場合)と化学反応して共有結合を形成。
  反応染料の性質として重要なもの ⇒ 親和性、反応性(固着率)、洗浄性

蛍光増白剤(Fluorescent Whitening Agent)・・・紫外線を吸収し、可視部に蛍光を発する。
(紫外線、ブラックライトを当てると青白く光る)化学発光、化学反応により発光


放射能について、メモ

2010年07月25日 13時19分02秒 | 科学
かなり本格的に放射能に関する自分用のメモ

放射能とは、壊変率のこと 単位は 回/s or dps (Bq, Ci)
核子構成の不安定な元素が異なる元素に変わり、安定化⇒壊変

放射性同位元素 Radio Isotope
安定性同位元素 Stable Isotope

放射性壊変(自発的) 原子核分裂(中性子のヒットを受けて)
U235は中性子nのヒットをうけてFeとKrになる。

X線は核以外の状態変化に起因、γ線は核の状態変化に起因
Th(232,0)⇒Ra(228.88)


年間許容被ばく線量・・・一般公衆(1mSv/y)職業人(50mSv/y)
但し、天然放射線・医療被ばくは除く

EC:軌道電子捕獲

照射線量(C/kg X,γ線による空気の電離) 吸収線量(物体への Gy=J/kg)
線量等量(人体への Sv) 100Svで0.02℃上昇

散乱現象の応用・・後方散乱や非破壊検査
中性子(非荷電粒子)は元素を放射化する。

電子対生成:1.02MeV以上の光子は核の近くを通ったとき実態ありのe+とe-に
X線が半分になる厚み、半価層。1/10価層

測定
 ・壊変率(放射能)・・・一発は一発として
 ・物質に対するイオン化両・・・人に対する悪影響の程度

LSC:液体シンチレーションカウンタ GM:GMカウンタ
NaIクリスタルシンチレーションカウンタ(光電子倍増管でI125を測定)
ウェル型シンチレータ
液体シンチレーションカウンタ・・・極低エネルギー測定。放射線源がシンチレータに囲まれてるので100%に近い効率

捺染いろいろ

2010年07月24日 22時54分15秒 | 科学
(何故か)捺染についてのメモ

JISでは「なせん」なのに、「なっせん」でないと変換できない捺染。

捺染とは、
①染料を含む捺染糊を模様型によって布に写す(EP印捺)
②スチーミングで染み込ませる
③洗浄して糊を洗い流す

といった工程の染色。
一言で言うと、捺染糊を媒体にして布へ「模様」を染め付けること。

ちなみに、水を媒体にして布に「同色」を着色するのは浸染。

捺染の種類(機械捺染)は、
・ローラ捺染・・・彫刻ローラを使用。生産性高い。
・自動スクリーン捺染・・・木枠を利用して版画のように色を重ねてプリント。
・転写捺染・・・グラビア印刷した転写紙を利用し、ポリエステル生地に適用。
に分類される。

最近はインクジェット捺染とかもあり、
ヘッド方式が「ピエゾ方式」か「サーマル方式」で分類される。
前者がエプソン、後者がキャノンらしい。

3Dリンク機構シミュレータをちょっと改良

2010年07月23日 14時48分36秒 | ソフト開発日記
してみました。
カラフルにしたのと、ピン的なものを追加しただけですが
大分グリグリしたりして楽しい(?)ものになった気がします。

今後は機構に合わせた数値解をいちいち計算させたりするのではなく、
ODEみたいな物理エンジンと組み合わせたりして汎用性の高いものにしていきたい。