カンテレあんさんぶる

多種多様なカンテレ パ-トⅡ

さて前回は5弦について書いたので、今日は10弦から20弦について。

10弦以上は奏法、選曲もやはり5弦の延長の様な感じである。
演奏する曲も5弦の曲をそのまま10弦や15弦で弾く。ですが弦の数が倍以上になること、そして楽器本体も大きくなるので当然弦も長くなり、音量、音質共に5弦とは比べようもない位、音の広がりを感じる。
5弦もそうですが奏法的には2種類ある。一つは1音ずつ弾いていきそれに時々1音或いは2音加えて重音にして演奏する方法。もうひとつはコ-ド(和音)とピッキング(弦をはじく)を混ぜたミックス奏法がある。

私はフィンランドで開催されたカンテレキャンプで19弦カンテレを演奏したが、この時は同じ曲をこの2種類の奏法で演奏した。どちらかというとミックス奏法の方が易しい(写真左はビルマ先生と。下は10弦を演奏する小学生の子供たち)


また、19弦には違う奏法もある。それはマッチ棒を少し長くしたようなスティックを使って演奏する方法である。これもなかなか面白そうな奏法でいつか挑戦してみたいと思っている。


それと10弦以上になると世界中の色々な曲を自分で編曲をして楽しむことができる。これもなかなか魅力的である。 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「カンテレあれこれ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事