自業自得

８月９日（木）　晴れ

人形づくりなかなかはかどらず、集中力もすぐになくなる。
今もバランスの直しとみがき中ですから汚い画像しかありません(笑）

先日は用事で金沢の県立美術館へ。
ちょうど以前より観ておきたかった田中一村展も開催中だったので、
ビデオも観ながらゆっくり鑑賞する。
画壇の表舞台に立つこともなく、奄美大島で突然６９歳の生涯を閉じた日本画家ですが、
大胆な構図の南国の絵にも、その満たされない日々や背景を思うとまた違った印象があります。



最近はいろいろと用事が重なり落ち着かない日々ですが、
また昨日は散歩中のブルが余計な事をして、ほかの犬に咬まれて帰ってきました。
耳の付け根を２か所咬まれて血が少しでていたのですが、
こればかりは自分からまいた種ですから仕方ありません。
相手が嫌がっているのも分からず、ほふく前進で突き進むしつこい所がありますし。

病院へ連れて行き、抗生剤も打ってもらいましたし、
朝、夕とお薬も飲んでいますから大丈夫でしょう。
まあ、この暑さですから後々の傷の化膿だけは怖いですからね。
まったく・・・

第１７回 山代大田楽へ

８月５日（日）　晴れ　暑い

　　～夢か幻か・・・。夏のやましろは、幻想の街と化す　　（プログラムより抜粋）



今年で１７回目の山代大田楽、平成５年度には文化庁芸術賞を受賞しています。
この山代温泉出身のものとしましたら、もはやこの大田楽を観ないと夏を迎えた気がしなくなっています。

今回鑑賞3回目となる大田楽ファンの友人と共に出掛けたのですが、
いつものようにビール付きの観覧席の予約、
今年はすぐ近くで鑑賞できる良い席でラッキーでした。

毎年笹女として参加の女優、松阪慶子さんは撮影NGなので
撮影できませんが、やはりとても美しい女優オ―ラの存在感です。



開催場所や会場形式を数回変えていますが、やはり大田楽は服部神社が幻想的でいいですね。
今回観覧席も階段式で見やすくなっていました。

松明の炎に映し出された、躍動感あふれる田楽の様々な舞を楽しみましたが、
ほとんどがこの日のために練習を重ねた山代温泉の子供たちです。
明日が最終日、まだの方は是非観に来てほしいです。
会場には各旅館の浴衣姿の方も目立ちますが、
大田楽を観賞しながらの温泉というのは贅沢で、真夏の夜の夢のようだと思います。

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工芸未来派 展へ

８月１日（水）　晴れ

昨日は以前にお人形をお求めただいた方がお友達と工房にお見えでした。
ここまで2時間半もかかったとのこと有難く嬉しいです。
やはり近くまで来ていても分からなくて・・恒例の郵便局までお迎えしました(笑）
工房も決まった営業日をなくし、先日より教室と催事と、ご予約のみといたしましたが
ぽつぽつお電話もいただき最近は良いテンポとなってきています。

たまたま昨日は夕食も作らなくて良かったのでその後ひとり金沢へ。
以前から行きたかった２１世紀美術館で開催中の工芸未来派展です。

展示室１～６まで　見付正康、葉山有樹、竹村友里、北村辰夫、野口春美、中村信喬、桑田卓郎、青木克世
大樋年雄、猪倉高志、中村康平

工芸とまちづくりを連動させた新しい金沢の都市像をつくりあげる試みの企画展で、
金沢市近郊のギャラリーなどでも独自の展示もあるらしいです。



会場は整然と作品を展示してある伝統的な工芸展と違い、大皿も壁に掛けたりその方に合わせた独自な展示方法で、
ひとつの展示室に１～３人ですから、ゆったりとそれぞれの世界を贅沢に眺めることができました。
開催から随分経ちますが、まだの方は遅い時間帯のほうがゆっくり鑑賞できてお勧めですね。８月３１日まで開催です。

ただいまポーズ人形の腕を制作中です。



こんなふうに五本の銅線に綿を巻き付け、まず指をつくり粘土をつけていきます。





こちらは桃太郎とお供達の犬の手です。（桃太郎一体は仕上っています）

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