5月13日(金) 快晴
新緑が鮮やかで風も通り気持が良い日です。
工房は北と南に窓があり風が抜け、床は杉で、壁は珪藻土をつかっているので
息がしやすく夏は涼しいです。
午前の教室が終わりました。
大笑いしながら皆さん帰られた後、昨日の作業の続きをしていました。
例のテーブルの色塗りです。
昨日はステイン剤でこげ茶系に塗ってふき取っていたのですが、
どうも軽い印象で、隣に置いてある時代箪笥とのバランスが悪いのです。
それで納戸を探してみたら、昔買って置いたべんがら風な赤茶があったのでこれこれと、
それをいっきに塗ってはみましたが、今度は赤過ぎて落ち着きません。
色を選ぶというのは難しいものです。
そこで思い出しました。 昔、古道具屋のおじさんに教えてもらっていたのでした。
そんな時にはたしか柿渋か墨汁とかを入れて落ち着かすんです。
もっと早くに思いだせというものですが、インスタント墨汁も見当たらず
急いでいたのでアクリルの黒少々や仕上げのアンティーク剤などを
大急ぎで混ぜてやっと納得の仕上がりとなりました。
皆さんも色を塗るときは、すべて用意して試し塗りをしてから塗りましょうね。
まあ普通はそうするんでしょうか・・。
今日は風も強く乾燥が早いのであせって汗をかきました。