たそがれトンボ

京都福知山市三和町の丹波風景写真、歴史。福知山のイベントや時事。福知山市三和町でタオルを織る三和タオル製織

明神の森と水無月さん

2008-10-15 | 観光編、丹波、福知山
明神の森とかつて言われていた森にある
水無月さんの社です。



今はもうあることすら忘れられている社です。
かつては明神の森と言われていたそうですが
今そう言っている人は聞いたことがありません。

この森のすぐそばには川が流れていて
昔は森を囲むように川があったそうです。

社は500年以上、もしかしたら600年以上前から
ここにあったようですが、
今の社そのものはそうではないように思えます。
実際の年月はあとも一つたどり着けていません。

瀬織津姫命(せおりつひめのみこと?)が祀られています。
もろもろの禍事・罪・穢れを川から海へ流すとあると言うことは
昔台風などの氾濫は多かったこの地域は
それを治める意味で作られたのかなと思います。

知っている人に聞くと社の中には特に何もないそうで
考えてみると、明神の森とあるので
ここに神様が確かにおられると考える方が
意味合い的には確かかも知れない。

戦前は境内で盆踊りもあり、夜店も出ていたそうです。
父の話では昔はあちこちで盆踊りなどのお祭りがあり
それが楽しみだったと聞きますから、この小さな境内も
人で一杯になったかと考えると不思議な気分がします。