犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

どんぐりと台風。

2013年10月25日 | おせわがかり日誌


秋だね




どんぐり。




「わー、たくさん!」




「ここにも」




「あそこにも!」




「どこからきたのかな」




「おそら?」




「たくさんあるねー」




1度目の、あのひどい台風のあと、こんなふうに枝がぼろぼろ落ちてた。




「とりさん、だいじょうぶだったかな?」




キジバトの奥さん 「おれこちゃん、あのひはとっても、たいへんだったのよー」 

キジバトの旦那さん 「おれこちゃんは、だいじょうぶだったかね?」





「おれこのおうちは、だいじょうぶだった」





「でも、おれこ、とっても、こわかった」





「どんぐりさんも、こわかった?」





どんぐり 「うーんとね、みんないっしょだったから、そんなにこわくなかったよ」





「そうかあ。えらいのねえ」





「おうちゃん、ちょっと、ひんひんいったから、はずかしい」





「たいふうまたきたけど、とりさんたち、だいじょうぶかな」





「たいふうさん、はやくおうちにかえってねー」