犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

カモのみなさん 

2013年10月28日 | おせわがかり日誌


「おかあさん、かもさん、きた」




「おれこちゃん、こんにちはー」




「ごせいが、でますね」




「わたしたち、ふゆがくるまえに、しっかりたべて、すっかりふとっておかないと、いけませんのでね」





「おかあさん、きいた?おれこもだいえっと、やめたほうがいいんじゃない?」





「せっせとたべないと、いけないんで、いそがしいんです」





「おかあさん、きいた?おれこも、おやつ、もらったほうがいいんじゃない?」




「ああ、いそがしい、いそがしい」




「ふとるのも、らくじゃないわ」




「こどもたちにも、たくさんたべさせなくては」




「ふゆは、わたしたちには、とても、きびしいものなのですからね」




「きょねんのように、ものすごくさむいと、たべるものがなくなっちゃうんですもの」




「はるになったら、またたまごをうまないといけないし」




「とりって、けっこう、たいへんなんです」