春から夏にかけて、多くの鳥たちがペアリング・巣作り・子育ての時期になります。いつも、その活動を見守り、そこでの親子の愛情や、子育ての苦労、ヒナたちの成長の過程などを撮りたくて、いろんなところに行きます。今年初めて、西山の麓の古刹の池で、カイツブリのつがいがやってきて、子育てを始めました。
初めて池の奥の蓮の葉の上に浮巣が作られ、親鳥とヒナがいるのを見つけましたが、ヒナは三羽でもうひとつ卵があるようでした。これは孵るのかなと思いましたが、後日行ってみると、ヒナが四羽と確認できました。
しかしながら、数日後に行くと、ヒナは三羽しか確認できませんでした。一緒にその様子を見ていた方と話をすると、そのヒナが孵ってすぐに、近くの木の陰にアオサギがじっと立っていたということで、狙われたのではと話しておられました。巣は木の枝が覆いかぶさっているところにあるのですが、天敵は多く、みんなが育つのはなかなか難しいようで、それが自然の厳しさでしょう。
給餌は続きます。蓮の花とともに撮れるので、雰囲気はいいのですが、構図はなかなか難しいものがあります。
ヒナが小さい頃は、巣の近くでの給餌が中心で、少し遠いところでした。そして、近づく人にはかなり警戒しているようでした。しかし、大きくなるにつれ、ヒナが遠くまで泳ぎ回り、近くでの給餌も見られるようになりました。もちろん、撮影は気配を消して行う注意が必要です。
さらに、ヒナが大きくなってくると、親鳥は給餌も続けますが、時々、寄ってくるヒナを威嚇するように、羽を広げてバタバタしたり、時にはヒナを追い回すような行動をとるのが見られます。どうもこれは、ヒナに自立を促して、自分で餌を採る練習をしなさいと言っているようです。自然の中で生きていく厳しさを教え、それにどう対処するかの力を学ばせることも、子育ての大きな課題であるようです。
新しいブログを楽しみにしています。
鳥たちの、厳しい環境の中での子育ての様子を見ていると
人間が学ぶことが沢山ありますね。
暑さとコロナ禍で外出はなかなかですが、
私も鳥撮りを楽しみたいとおもいます。
これからもよろしくお願いします。
ホームページも続けようとは思っているのですが、もっと気軽に、そして自由に表現できるものはないかと、始めてみました。
これからも、いろいろと教えてください。
発信することの楽しさを追求していきたいと思っています。
これからもよろしく。