写真展の作品について、最終回です。
わたしのネイチャーフォトとしての野鳥写真の中心は、鳥たちの生き生きとした活動を撮ることに置いています。それを表現するために、最後に夏にやって来るキビタキたちの写真を作品としました。
夏の訪問者/キビタキ雄
獲物を狙って/キビタキ雌
これは私の地域のお寺の森にやってきたキビタキです。雄は森を動き回り餌を採ります。雌は、地上に降りてそこからひょんぴょんと飛びついて、近くを飛ぶ虫たちを捕ることが多くあります。ちょうどそれを目にすることができ、杭の上に留まった雌が、上を飛ぶ虫を狙って飛び出すところを撮ることができました。意識してこんな場面が撮れた時には満足感があります。そんなわたしの撮影の楽しさを感じてもらえればとこの作品を最後に置いてみました。
これまでの作品群は新しいものが多く、それはそれで自分では気に入っているものが多いのですが、客観的に評価されたものも展示しなければ見に来ていただく方に失礼ではないかと、わたしの活動としている写真雑誌の月例コンテストで「評価」をいただいたものも、少しずつ大判作品(A3ノビ)2部を展示しました。
冬の草原を翔ぶ/コミミズク
残り柿に/エナガ
体調や生活習慣も考えて、自宅での二週間の金・土・日の計6日間、午前11時から午後3時までの四時間の開催という変則的なものでしたが、6日間56名という参加者があり、たいへんうれしいものでした。駐車場が気になってうまく対応できないのではと思っていましたが、遠くから自転車で来ていただいた方もあり、事前に連絡していただいた方も多く、なんとかうまくいきました。
参加していただいた方々にほんとうに感謝です。ありがとうございました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます