池のカイツブリは、一羽になった二番子ヒナを一生懸命育てています。もうずいぶん大きくなってはきましたが、自分でしっかり餌を採る場面はまだ見たことがありません。親鳥たちはもう自分で採ってほしいと思っているようです。すると、いつもカイツブリたちを観察続け、よくお話をする方が、親鳥の餌のやり方がちょっと変わってきたと話されました。
それは、一羽の親鳥はヒナがねだってきてもあまり反応しなくなり、自分で採るように促すような仕草をします。もう一羽は、餌を採ってやることが多いのですが、それでもヒナが餌をもらおうとしたときにそのまま渡すのではなく、少し後ろに引いて、餌を追いかけさせるような感じでやることや、咥えていた餌をわざと落として自分で拾わせることもあるということでした。
わたしもそんなをところを見てはいましたが、ヒナの勢いに押されて少しさがるのかぐらいに思っていました。しかし話を聞いて少しでもじぶんから餌を採ることを意識させるためならすごいなと思い、それを撮ってみたいと思い意識して撮ることとしました。
普通はこんなふうにやります。
そして、たしかにこんなやり方もあることを見ることができました。
これは、その方が話されていたように、餌の採り方を意識させるための工夫のように見えます。
はやく自分で採ることを促すために、こんなことをしてみることは、カイツブリたちが自然の中で生きていく力をつけていくための子育ての活動だと思うと感動します。もう少し観察を続けたいと思っています。
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