ウィーンで学ぶ

---ウィーン医科大学心臓胸部外科
留学日記とその後...---

アルベルティーナ美術館

2007年10月02日 | ウィーン
オペラ座の裏にアルベルティーナ美術館がある。今月からピカソ、シャガール、モネなどの近代画家のコレクションが始まった。

まずは家内の好みで美術館正面にある有名なカフェモーツァルトで栗のケーキを頂いてからの美術鑑賞となる。



屋外席も観光客で満席のカフェモーツァルト。


カフェから道路を渡ればオペラ座。美術館入り口からそれを望む。


これがアルベルティーナ入り口。初めて入ったが綺麗でモダンな造りの建物だ。


パリのルーブル美術館と比較すれば何分の1もないと思うが十分広い。館内は混雑していたが入場者のマナーはパリの美術館と比較して良いと思う。ウィーンの美術館はその点では上品だと個人的には思っている。

絵画を間近に見られる展示方法はどこも同じか。微妙な筆のニュアンスまで見ることが出来る。息子も少しは飽きずに絵を見てくれるようになった。

特別展示とは別の、おそらく常設展示だと思うが、これも素晴らしい。細かく区切られた展示室はまるで王宮の応接室の様。豪華なシャンデリアと家具、その中に数点の絵画が贅沢に展示されている部屋が続く。こちらにはほとんど客はいなく、むしろのんびり鑑賞できる。


舞踊会でも開けそうな部屋で遊ぶ彼。


さらにこの美術館は世界最大のグラフィックアートを所蔵するとされる。0階にはその一部が展示されていた。2時間は見学したが全てを見切れず閉館時間となった。もう一度来てもいいと思う内容だった。一般のお店が全て閉店している日曜日のウィーンで、美術館見学はお勧め出来るだろう。
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