毎年この時期にミュンヘンで開かれる「オクトーバーフェスト(Oktoberfest)」は世界最大のビール祭りだ。
教授たちとの雑談で週末の話になり、オクトーバーフェストに行く予定だと話したら、口を揃えて3人から「そいつは危険だ」と笑いながら言われた。ナースは本当に危険そうな顔をしていた。本当にそれほど熱狂的な祭りなのであろうか。
今年の開催期間は10月7日まで。そこで10月5日の金曜日、朝ウィーンを車で出発し、ミュンヘンに午後2時過ぎに到着した。走行距離は約450km。会場すぐ近くのホテルをとったので休むことなく早速会場へ向かう。

(入り口)
民族衣装を着た参加者も多い。

ビールをデザインした帽子を被っている人も多い。

まだ昼間だが既に混雑しボルテージは徐々に上がってきているようだ。会場内に十数個あるビールメーカーの各テント内は、それぞれ1000席以上の規模だというのにいずれも空席が見あたらない。しかし危険という雰囲気ではない。陽気で愉快な感じだ。


雰囲気を味わった後、駆け足で市内観光へ。見所のヴィッテルスバッハ王家の宮殿レジデンスだけは見ておきたかった。14世紀から建造が始まっているらしい。豪華な半円形天井のホールは印象的。

19世紀後期の建造。市庁舎のネオ・ゴシック様式の建築はウィーンのそれとも似ている。

会場の夜の熱狂ぶりを考慮して、食事はあらかじめ済ませてから戻ることにする。ガイドブックでもいちおしのビアホール「Augstiner」へ。ここのビールは好みだ。甘いソースをつけて食べる白ソーセージもかなり美味しい。

再び会場へ。雨が降り出しそうな気配だが、皆全くお構いなし。漏れ聞こえてくるテント内の様子は熱狂していてかなり危険そうだ。警備員も多数配置されていて、この時間はさすがに子どもは中に入れない。

バンド演奏も始まり、それに合わせての大合唱となっているようだ。ビデオカメラを片手に中に入ると、皆「オレを撮れ」とカメラ目線。カメラを向けると激しく踊ってくれる。

夜のテント内は熱狂的だが、会場内も全体に皆テンションが高い。家族の写真を撮ろうとすると勝手に入ってくる。意味もなく握手を求められる。テント入り口の案内係は真っ赤な顔だが親切に写真を取ってくれた。
たまたまかもしれないが、テントの外でビールをオーダーすると、担当のウェイトレスが酔っていて接客とはほど遠く、びっくりした。客がお願いして辛うじてビールを運んできてもらう感じ。そのくらい、会場中皆酔っている印象。


(完全に酔っている若者達だが、皆エチケットはわきまえていた)
日本でもお祭りには独特の雰囲気があるように思う。危険と頭で分かっていながら熱狂するような。ドイツのお祭りは1リットルジョッキで酔いながら歌い、踊り、そして燃えていた。

子どもはあまり見かけない会場だったが、移動遊園地や屋台に彼も楽しんでくれたようだ。
翌日は彼が喜びそうなLEGOLANDに行く予定だ。
教授たちとの雑談で週末の話になり、オクトーバーフェストに行く予定だと話したら、口を揃えて3人から「そいつは危険だ」と笑いながら言われた。ナースは本当に危険そうな顔をしていた。本当にそれほど熱狂的な祭りなのであろうか。
今年の開催期間は10月7日まで。そこで10月5日の金曜日、朝ウィーンを車で出発し、ミュンヘンに午後2時過ぎに到着した。走行距離は約450km。会場すぐ近くのホテルをとったので休むことなく早速会場へ向かう。

(入り口)
民族衣装を着た参加者も多い。

ビールをデザインした帽子を被っている人も多い。

まだ昼間だが既に混雑しボルテージは徐々に上がってきているようだ。会場内に十数個あるビールメーカーの各テント内は、それぞれ1000席以上の規模だというのにいずれも空席が見あたらない。しかし危険という雰囲気ではない。陽気で愉快な感じだ。



雰囲気を味わった後、駆け足で市内観光へ。見所のヴィッテルスバッハ王家の宮殿レジデンスだけは見ておきたかった。14世紀から建造が始まっているらしい。豪華な半円形天井のホールは印象的。


19世紀後期の建造。市庁舎のネオ・ゴシック様式の建築はウィーンのそれとも似ている。

会場の夜の熱狂ぶりを考慮して、食事はあらかじめ済ませてから戻ることにする。ガイドブックでもいちおしのビアホール「Augstiner」へ。ここのビールは好みだ。甘いソースをつけて食べる白ソーセージもかなり美味しい。

再び会場へ。雨が降り出しそうな気配だが、皆全くお構いなし。漏れ聞こえてくるテント内の様子は熱狂していてかなり危険そうだ。警備員も多数配置されていて、この時間はさすがに子どもは中に入れない。

バンド演奏も始まり、それに合わせての大合唱となっているようだ。ビデオカメラを片手に中に入ると、皆「オレを撮れ」とカメラ目線。カメラを向けると激しく踊ってくれる。

夜のテント内は熱狂的だが、会場内も全体に皆テンションが高い。家族の写真を撮ろうとすると勝手に入ってくる。意味もなく握手を求められる。テント入り口の案内係は真っ赤な顔だが親切に写真を取ってくれた。
たまたまかもしれないが、テントの外でビールをオーダーすると、担当のウェイトレスが酔っていて接客とはほど遠く、びっくりした。客がお願いして辛うじてビールを運んできてもらう感じ。そのくらい、会場中皆酔っている印象。


(完全に酔っている若者達だが、皆エチケットはわきまえていた)
日本でもお祭りには独特の雰囲気があるように思う。危険と頭で分かっていながら熱狂するような。ドイツのお祭りは1リットルジョッキで酔いながら歌い、踊り、そして燃えていた。

子どもはあまり見かけない会場だったが、移動遊園地や屋台に彼も楽しんでくれたようだ。
翌日は彼が喜びそうなLEGOLANDに行く予定だ。