かしょうの絵と雑記

ときどき描いている水彩スケッチや素人仲間の「絵の会」で描いている油絵などを中心に雑記を載せます。

故郷の秋ー小平ふるさと村

2008年10月26日 | スケッチ、油絵、写真
 
 この絵にある住居は小平市の小川町が村として開拓されはじめた300年まえ(明暦年間)のものだという。
 かって「これが日本のもっとも古い民家だ」とコープこうべの方に兵庫の箱木家を案内されたことがあるが、それにちかい古いものだと案内書に書かれている。
 ハゼに稲穂らしきものが架けられ、案山子が立っている。
 この周辺の武蔵野の地には今は水田はなく畑ばかりなので、稲穂の架かるハゼがあるのはおかしな感じがする。しかし、玉川上水(1653年、江戸に通水)から
野火止め用水などが引かれ「新田開発がすすめられた」と書かれているので、かっては水田もあったのであろう。
 稲穂が架かるハゼと案山子は、私の故郷によくある秋の風景だ。
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