
この絵にある住居は小平市の小川町が村として開拓されはじめた300年まえ(明暦年間)のものだという。
かって「これが日本のもっとも古い民家だ」とコープこうべの方に兵庫の箱木家を案内されたことがあるが、それにちかい古いものだと案内書に書かれている。
ハゼに稲穂らしきものが架けられ、案山子が立っている。
この周辺の武蔵野の地には今は水田はなく畑ばかりなので、稲穂の架かるハゼがあるのはおかしな感じがする。しかし、玉川上水(1653年、江戸に通水)から
野火止め用水などが引かれ「新田開発がすすめられた」と書かれているので、かっては水田もあったのであろう。
稲穂が架かるハゼと案山子は、私の故郷によくある秋の風景だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます