スケッチ・六本木ヒルズと米軍ヘリポート

　昨日、国立新美術館で開催中の独立展とピカソ展をみるため六本木に出かけた。
ピカソ展は年代順に予想より多くの作品が出展されており、その画風の変化が分かって良かった。恋人がかわり画風もかわるのが面白く、土産はピカソが描いた彼女たちの絵ハガキにした。
　行動展は時代状況を反映してか重苦しいテーマ・画風のものが多かった。高校時代の友人・鎌田令子さんの絵はテーマが佐渡金山の廃坑であり、郷愁といったものを覚えたのは人と土地のつながりか。
　美術館を出て乃木坂の途中にある青山公園で一休み。そこから六本木ヒルズの馬鹿でかい森タワーが見えたのでスケッチした。
　手前は広いグランドかと思ったら米軍用のヘリポート。金網に囲まれ英文の立ち入り禁止の看板がある。ヤフーの地図では単なる広い空き地で六本木トンネルの上までのびており、グーグルの航空写真でそれがヘリポートだとわかる、がともに番地も所有者も書いてない。
　青山、六本木界隈はかって米軍の駐留地だったことを思い出しながら、これが今残る米軍基地の一つかと考えさせられた。