今回から長めの文章は文末に変更しました。短い文の場合は今後も冒頭に記載します。
先日セッカを見たたんぼでは、各個体のなわばりが決まりつつあり基本的に1羽しか見られない日が続いていた。
そこで、今日は実績のある定番スポットへと転戦。すると1羽どころか全部で6羽も見ることができた。
1羽が飛び出すとそれにつられて周りも出てきて、空中でダンスとバトルを繰り広げていた。
その様子をしばらく眺めていると、一羽のオスがホバリングをし始めた。
よく見ると口元にウスイロササキリを咥えていて、どうやらメスにアピールしたいらしい。
すると茂みからメスが飛び立ち、オスは追いかけながらメスにエサを見せているようであった。
受け取ってくれなかったので求愛給餌までは至らなかったものの、自分の腕前を自慢できたあのオスは他より優位に立っているだろう。
そんな光景に見とれていたら、かれこれ2時間弱も眺めてしまった。
セッカは鳴き声も大きくて動きが活発なので見ていて楽しい。
今年の夏鳥は貧果が続いていたので、これはしばらく通ってしまいそうである。