堤防を走っていると、潮の関係か、矢作川一面に川底が見えていた。それでも、川の中程の水の流れる所にシジミ獲りの船がいる。棚尾橋手前に1台の軽トラが止っていて、その横に水に濡れた大きな袋が見えてきた。更に近付くと網の袋の中は吃驚するほど大量の獲りたてのシジミが入っていた。あんまり大量だったので、写真を撮ろうかと自転車を止めた。と、其処へ土手の下からシジミ漁師さんがヒョッコリ顔を出した。挨拶して、写真を撮らせてもらいながら、色々話を聞くことが出来た。「シジミは1年中獲れるが、冬は川底深いところに行ってしまうので、漁獲量が少なく、今の時期が一番良い」とか・・・。そして、この大漁のシジミは「2時間弱で獲った」とも。話し終わって、彼が1袋を持ち上げて「ヨイショ」と軽トラに積み込んだら、荷台がズンッと沈んだ。この辺りのシジミは「鼈甲シジミと言って高級品だよ」と以前誰かに聞いたことがある。確かに鼈甲色で艶々していた。
本日の自転車走行データ D:25.52 T:1.22.54 A:18.4 M:33.4 O:20977


本日の自転車走行データ D:25.52 T:1.22.54 A:18.4 M:33.4 O:20977

