朝、雨戸を開けたら、窓下の田圃の向うの方に何やら変わった鳥が立っていた。白くはないのでシラサギではない。かといってアオサギ程大きくも無い。う~ん、その内、寝惚け眼と頭が働くようになり、アッと気が付いた。ゴイサギだ。カメラを持って来てズームで見てみると。スタイルや羽根の模様からして間違いない。それにしても雨戸の音にも驚かず。向うむきでジッと立っている。シャッターを押しながらこっちを向いてくれ~と、思っていたら、おもむろに右を向いた。いいぞ、そのままドジョウでも獲ってくれ~、動きのある写真になるはず、と待ち構えた。が、そんなに思ったように事は運ばない。お隣のおばさんがゴミ出しに来てしまった。ジジは不意を突かれて、飛び姿も撮れずじまい。唯一、目だけははっきり撮れた。