もとdaregaitsdoco.com

成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

連鎖の続きなど

2007-12-09 15:24:24 | ●Weblog
 エアコンの室外パイプに巻かれた保護テープで猫が爪とぎ。もはや半分以上が剥き出しになっているところが2箇所。しょうがないから、プラスティックのカバーをつける工事を頼んだ。もうひとつは、車庫脇に流す雨樋からの排水管。誰かがガリっと車で引っかけた痕跡はコンクリートにもくっきり。ここ1週間のうちらしいが、ここまで当たればドライバーが気づかないはずはない。いわゆる当て逃げだ。しかし、こっちも自前でやろうとすると部品の買い付けから何から何まで、やっかい極まりない。しかも、これができたからって得るものは軽い達成感だけのような。それでも、いくつかの「今年のベスト5」みたいな企画のため、特別なブックエンドに収めておいたディスクを聴きながらネットを探ってみたが、『Orbit/Neil Larsen』(Straightahead Records)になってもういいやと。同時に、9月にアンプの改造をして音が大きく変わったことも思い出し、そこから一度も聴いてなかったタイトルをかけるとあれって感じの連続。出水電器のアンプ搬入がちょっと遅れたのも怪我の功名になりそうだ。大したことのないオーディオが、Tさんやオーディオ誌のおかげて決定的に良くなったのはS/N比。前ならうるさくてどうしようもなかった9時位置のヴォリュームが快適になったのがひとつの証だろう。すると、音景の鮮やかさも音型の大小も、タイトルによって全然違ってもう大変。あと、SACDがあるものは、極力漏らさず聴いておくべきことも痛感。「しょぼいラジカセでもいい音楽はいい」は間違いではないと思うが、音楽をもてなす手立てとしてはかなり乱暴な部類に入るだろう。ともあれ、これ以上何も壊れないことを願いつつ、さて次に『聖地への旅/マイケル・ブレッカー』だ。