今日、暮れも目一杯押し迫った折、出水電器の島元社主が、そのボスを食う腕前というサイドマン氏とデュオで、次の工事のため見えてくれた。1.主幹ブレーカー(分電盤の主ブレーカー)交換、2.オーディオ部屋用ブレーカーを撤去し、主幹ブレーカー二次側から直接分岐、3.アース工事。途中、雹まじりの雨になる悪天候の中、半日未満で仕事をビシっと完了、凄い、万歳。つまりこれで、ほかの部屋の炊飯器とか猫用こたつとかの生活機器のループと、構造的に完全におさらばできた。と同時に、長さ150センチのアース棒が10本も裏庭に打ち込まれ、テスターの数値は16Ω。その数にはちんぷんかんぷんだが、あとで音を聴くと、音像の背後がどっと静かになったのを耳と目で体感できた。年明けに柱上トランスからの引き込み幹線を太くて新しいのにしてもらうとどうなることやらとは、またも幸せボケそのものだが、今度ばかりは大ボケも辞せないのは、何事も基礎次第なんだなあと痛感の至りの年の瀬、人生、基礎に戻れないことだらけだからだ。なお、こんな嬉しいボケができるようになった最初のきっかけは、栗原電気商会社主の栗原さんのお世話。これには年の瀬も年初もない。未だに感謝です。