大学ノートにIDやパスワードなどを手書きで残し始めたのは、2003年4月のこと。表紙がかなり薄汚れてきたが、これなしには救われなかったことが何度もある。なにしろこれらのデータは、PCから外に出しておかないことにはシステムが絶命したらおしまいだ。ご諸賢の中には、Excelとかで管理する方もおられるのだろうか。この前みたいにIDとパスワードの再入力モードになると、記録にあるのに記憶にないといった顛末ばかり。そのたびにノートを繰る作業は結構大変だ。とはいえ、大学ノートが視界に1冊入ってくる環境には、それだけで何かホッとする感じがある。
1990年7月のモントリオール国際ジャズ祭でライヴ収録された、チャーリー・ヘイデンとジム・ホールとのデュオ・アルバムがもうすぐ出てくる。ふたりのデュオによる公式なフル・アルバムは今度が意外にも初めてで、内容も音質も上出来。1曲目の入りからびっくりさせられた。どちらのファンにもしっかりと声が届く追悼作品になる。