翡翠庵閑話

野鳥が好きな、閑人の独り言と日常の見聞録。少し遅れてUPする場合が多いですが、内容と日付は、合うようにしています。

カモメのジョナサン(完成版)

2014年07月13日 | 読書(書籍)

 新聞で40年振りに第4章が追加されて、「完成版」となったとの報道がされていたが、本屋さんへ行くのが遅く、初版は売切れでした。多分、他の店を探しても無駄だろうとNetで注文をしておいたら思いのほか早く届きました。7月10日発行 第2刷です。

 表紙の色は、元の本より薄く軽快な感じです。組版もほとんど同じですが、文字の色が若干鮮明になった様です。(前の本が色あせた?)

 モノクロの写真が多いのもこの本の特徴だと思いますが、これもほとんど同じ。しかし見比べてみると、前の本では2重焼きにしてる所が別々のページになっていたり、左右が反転している所がある、というページがありました。また、刷り色が薄くなり、前は黒く潰れて見えなかった羽がはっきり見えるようになった所もありました。全部チェックしたわけではありませんが、詳しく見るともっと面白いところがあるのかも。

 写真を入れても20数ページの追加で一気に読んでしまいました。本文よりも訳者(創訳者と云う方が正しいのかも)の後書きの方が味わいがある様な気がしています。

 最初の本の時、ちょっと気になって原文でも読んでみたくて、日本語版も含めて3冊も買ってしまたのですが、本棚から探し出して並べてみました。40年前、我が青春の思い出?です。

日本語版(左:表表紙、右;裏表紙 以下同じ)

 

英語版

 

英語版(Note付き)

 

映画のチケット(栞代りに挟んで残っていました)

もう1つおまけ、最近買った扇子

 ジョナサンとは書いてありませんが、美術館で見つけたもので、ちょっと衝動買いです。カモメと波しぶきが青空に白で画かれています。カモメのいる辺りには雲母でも使ったのか、ちょと青い光がきらきらします。