翡翠庵閑話

野鳥が好きな、閑人の独り言と日常の見聞録。少し遅れてUPする場合が多いですが、内容と日付は、合うようにしています。

名城公園探鳥会 第335回

2024年05月05日 | 野鳥

 このところ定例の探鳥会にはほとんど参加していません。年のせいか、気力・体力とも衰えて、集合時間に行く、みんなと一緒に遅れないように回るが、段々重荷に感じて欠席続きとなってしまっている。今シーズン最後と言うこともあって気力を振り絞って参加してきました。

 地下鉄の駅に行くまでの陸橋脇の広大な空地に、この前ここで見たケリはいるか探しながら行くと、1羽いました。ひょっとすると営巣しているかも?と双眼鏡で探しましたが見つかりませんでした。何となく重い腰を挙げて行ったご褒美かなと思います。

 無事集合時間に間に合い、久し振りに会う人たちに挨拶をしました。参加者の半分くらいは新しい(若い)人たちかなと思いました。

 お堀の東端からの眺めは、長いこと殺風景な姿をしていましたが、やっと石垣の積み直しが始まった様です。水面にはもうカモさんたちは帰ってしまった様で、さっぱり見当たりません。例年5月は少なくはなるのですが、暖冬のせいか今年は早いようです。

 お城の中の松の木には何やら大きな巣がかけられているようです。カワウの姿がチラチラ見えましたが、こんな所でカワウが営巣すると観光客に迷惑となりそうですが、ちょっと心配です。

 北園に入るとアオサギが営巣している木があり、今年も大きな巣が幾つか見えます。

 御ふけ池にはオオバンが1羽いました。これももう帰らなければいけない鳥ですが、怪我でもしていて飛べないのかなと心配になります。

 新緑に混じってナンジャモンジャの白い花がまだ残っていました。

 鳥合わせも終わり、地下鉄名城公園駅に行く為に広い道路を渡り切り振り返ると、新しい県の体育館工事が最盛期のようでした。この格好で出来上がるわけでは無く、この中に大きな茶色の卵のような屋内体育館が作られているはずです。来年開催予定の大相撲名古屋場所が、こけら落としになるらしいので、年末から年明けくらいにはカバーが外れて全容が見えると思います。

 この敷地部分は探鳥会のコースには入っていませんが、すぐ傍を歩いていたので探鳥コースの最後の方は短くなっており、今後の影響が少々気になります。次のシーズンに渡ってくるカモさんたちが迷ってしまわないか心配です。

 地下鉄への階段の傍にこんな看板幕が掛かっていました。今は8車線か10車線ある道路には横断歩道しかありませんが、体育館へ行く人は多いと思いますので、赤信号のたびに歩道は溢れかえる事になりますが、これで改札出てから安心して到達出来ると思います。ただよく見ると、敷地の関係か、ちょっと鍵の手になっている部分があるようで、スムーズに流れるのかなと心配になります。

 この日の探鳥会の結果は案内人Oさんのブログで確認。

 観察された鳥 15種類、106羽 参加者 31名 でした。

 見られた鳥は少なかったけれど、参加者はいつもより多め。シーズン最後だからという私のような人が多かったのかなと思います。