翡翠庵閑話

野鳥が好きな、閑人の独り言と日常の見聞録。少し遅れてUPする場合が多いですが、内容と日付は、合うようにしています。

四季暦 玄冬之章 (古川美術館)

2015年11月28日 | 美術(その他展覧会含む)

 同館で続いた四季のシリーズの最終章、冬をテーマにした展覧会を見てきました。

 すべて同館の所蔵作品で、初冬から始まり厳冬、春近し とほぼ季節の移ろいを感じさせる順に展示されていました。上のパンフレットに使われている絵は、伊東深水(春雪)です。

 冬は、色彩や形が雪に隠される分、鳥を画いてあるものが多いようでした。帰宅してから作品リストでチェックしてみると、約1/5に鳥が画かれていました。マガモ、ジョウビタキ、オシドリ等です。ジョウビタキは、福田平八郎(雪中竹)と上村淳之(静日)の作品を並べてあり、面白い趣向だと思いました。