タイトルの講座第5回、最後の回は環境対策と地域貢献活動に熱心な会社の見学でした。同会社については、http://www.sango.jp で検索・参照願います。
ちょっとだけご紹介すると、車のマフラーを作っている会社で、この地が創業の地です。工場移転後の跡地利用として、地域貢献として緑化して森を作り、研究と研修施設のみ残したとのことです。
↑ 森の前には田んぼがあり、近くの小学校の田植え体験に活用されているそうです。
↓ 森は横浜国大の宮脇先生の指導で、熱田神宮を参考に、この地に昔から根付いていた木をポット苗から育てたそうです。森には散策路が巡っています。宮脇先生は会社で現役の頃、講演をお願いした際にお目にかかったことがあり、なつかしいお名前です。(私は数年ですが、環境関係の部署にいたことがありました。)
↑ 森の端から見たビオトープ。最近、水辺にはカワセミも来るようになったそうです。どんな鳥類が来ますかと尋ねたところ、現在調査中とのことです。ここから直線なら1kmも離れていない、最近私が調査した高座神社とどう違うか興味があります。
↓ 社会貢献活動の一環として敷地内で、東北のドングリの実を使ってポット苗を作っており、約2年育てて東北へ戻して植樹しているそうです。東北のドングリと当地のものではDNAが違い、復興のために現地の物を使っているそうです。
研修棟のテラスから見た、田んぼと森です。広いテラスなのでここへテーブルとイスを置きティータイムを過せたら良いなと思いました。
私の住んでいる近くに、こんなユニークな会社があることを知りませんでした。