翡翠庵閑話

野鳥が好きな、閑人の独り言と日常の見聞録。少し遅れてUPする場合が多いですが、内容と日付は、合うようにしています。

はじめての古美術鑑賞 (根津美術館)

2019年06月09日 | 美術(その他展覧会含む)

 所用があって久しぶりに東京へ行ってきました。せっかくなのでどこか美術館へ寄ろうということで、まだ来ていない根津美術館へ行ってみました。今開催されている展覧会目当てというよりは、初めての所へというのが選択の理由です。

 内外に有名な所なので、海外の人が目立ちました。用意されている印刷物も色々な国の言葉のものが用意されていて意気込みが違う!と思いました。

 初めに庭園のほうを巡ってみることにしました。

 思っていたより広く、谷間にあるようでアップダウンがきつくて、上の図の右半分くらいしか歩いていません。深山幽谷の感があり、季節ごとに色々な景色が楽しめそうです。また、灯篭だけでなく色々な古美術があちこちにありました。

 季節が変われば色々な景色が楽しめそうです。

 本館へ戻って玄関ホールを改めて眺めてみると、建物や外の景色と調和するゆったりとした古美術の展示がしてありました。(これは常設だろうと思います)

 今回の展示は、古美術入門?というものかと思われますが、我々にはちょいと敷居が高い内容でした。

 しかし、海外からのお客さんは熱心に英文の説明を読んでいました。

 ここで有名なのは光琳の燕子図屏風(国宝)ですが、杜若の咲く時にしか出さないということは聞いた事がありますので、またの機会にと思っています。(下のパンフの左上の図)

 玄関を出てあらためて深い軒のアプローチを入ってきた入り口の方を見てみると街中に有ることを感じさせない雰囲気が続いていました。

 玄関に近い門から街路に出て竹垣に沿って歩いて見てみると、そういう種類の竹か人為的にそうしたものかわかりませんが、不思議な模様をしていました。