いえねこ修行

野良猫や人が苦手な猫たちは果たして『人間との生活』に慣れるのか?
人馴れ修行の様子を綴る猫お預かりボランティア日記。

にんにく、サヨナラ

2023年10月27日 | 里親通信(卒業ニャンコ報告)
2015年、

我が家に人慣れ訓練にツキネコ経由できたこのお方、





にんにく。


本名はにんにく父さん。



かなり個性的な男で

まさかの記憶力の限界が3日間という特殊能力の持ち主で

撫でて喜んでいるとこまで人慣れしても

3日間触らなかったら完全に野生に返り「生まれてこのかた触られた事ないんですけど!」と

シャーシャーパンチに舞い戻るという、、、


特性を掴むまでは苦労した子でした。



我が家に移動した日の動画
(音量注意)




久々に音付きで我が家で動画流したら

毎回ですけどみんなざわつきました。

ですよね。




保護してその翌年には奇跡的に卒業したものの、

里親様は気を遣ってしばらくそっとしておいたが為その後流血沙汰になったとか。。。( ̄▽ ̄;)

躊躇なく触ってた小さなお子さん(当時)には抱っこはされていたと聞いて

そうなのよ…と複雑な性格を痛感したものでした。



そんな個性豊かなにんにく、

ご家族はすごく可愛がってくれて

あまり譲渡後のお宅にはそこまで何回も行く事はないですが、

にんにくのお家には複数回お呼ばれしてお邪魔させていただきました。

(ご馳走様でした)



卒業後に耳血腫になったけど、

それを乗り越えて楽しくやっていましたが、


譲渡から7年

腎臓を悪くして虹の橋へ。




先月亡くなったのですが、

濃ゆい存在感だったにんにく。

まだ気持ちは落ちつかないと思いますが

お気に入りの写真をいただきましたので

載せさせてもらいます。
























いつも相方のキリ君とべったり。








最初はそれこそ人の事が大っ嫌いだったにんにく。

人に慣れた後も

毎朝、

寝て起きたら半分くらいリセットされるがために

口癖が毎日シャーで

夜にようやく少し甘えてた事思い出していたにんにく。



記憶の構造的に勝手に波瀾万丈になっていただろうと思われますが、

そんな性格に理解ある家族と

仲良しな相方に恵まれて

にんにく的中はベストな生活が送れていたのでは。



家族になっていただき

看取っていただき


ありがとうございました。


コメント (1)
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