今朝、偶然に、「玉木宏の音楽サスペンス紀行」を見ました。
生誕250年を記念して、BSプレミアムで11月5日(土)に放送されたものの再放送だったようです。
「引き裂かれたベートーヴェン その真実」という副題が。
東西ドイツで、ベートーヴェンの争奪戦があったこと。
東ドイツでは、「自由、平等、博愛」を、国家戦略に。ベートーヴェンを革命家と称える。
社会主義を民衆に広めるため。
西ドイツでは、カラヤンが自分の名声を高めるために、1963年ベートーヴェン交響曲全集を出し、
ビジネスとして利用。
耳が不自由になったベートーヴェンの「会話帳」を、改ざんした秘書、アントン・シンドラーの存在にも、驚きました。
東ドイツにも、西ドイツにも、ベートーヴェンの研究者はとてもたくさんいる。
そして、「楽聖」というイメージを作り上げた音楽家やレコード会社の人たち。
ベルリンの壁崩壊後も、ベートーヴェンがドイツの誇りであることは、揺るがない事実だと、痛感しました。
なんだかんだと言っても、その音楽は、やっぱり「不滅です」
子どものころ、クラシックというとベートーヴェンが第一と思っていた私。
なぜかというと、父が最初に買ったLPレコードが、ベートーヴェンだったから。
重いSPレコードもありました。(若い人はご存じないででしょう)
当時は、レコードプレーヤーに、LPとSPの回転数の切り替えスイッチがありました。
そして思い出すのは、カラヤンが日本に演奏に来た時のこと。
中学の音楽の男の先生は、東京へ聴きに行ったことを、嬉しそうに語っておられた。
夜、開演を長く待つのが寒くて、アルコールを体に入れた、、、と。
いまも映像で見るカラヤンの姿は、かっこいい。華やかで絵になる指揮者です。
そういえば、あのころも、指揮者といえば、カラヤン!と思っていました。
玉木宏さんといえば、のだめカンタービレでピアニスト役をしておられた。(ちょっとだけ見ました)
音楽がお好きなのでしょうか。
漫画をテレビドラマにしたものから、クラシックの音楽が流れてきて、びっくりしました。
多くの子どもさんたちが、このドラマで、クラシックに親しんでくれたら、(くれたのかなあ)
とてもいいですね。
いまも、ベートーヴェンの音楽、好きです。
スカイツリーの見える風景 (親愛なる教え子 杉浦譲治君からお借りしました)
七変化するスカイツリーの色の魔術師は、だれなのでしょう。
自在に色をかえられるコンピューターの技術革新には、目を見張ります。
2022年もあと2日になりました。
大きな変化が世界に起こってしまいました。
平和を祈り求めます。