☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます。今朝は雪が降っています。☆
2月8日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM )
魂を加えた価格
価格というものは、サービスとか配達とかいろいろな便宜だとか、そういうものを総合した価値判断によって決めるべきで、単によそがいくらだからウチはいくらにするというようなことでは、ほんとうの商売はできないと思います。
たとえば、よそで一万円のものを、場合によっては一万五百円で売ります。するとお客さんが“なぜよそより高いのか”と聞かれます。そのときに“同じ製品ですが、私の方はお添え物があるのです”“何を添えてくれるのか”“私どもの魂を添えるのです”と申し上げることができるかどうか。そのように、お店の魂をプラスして価格を決定することがお互いの商売には必要だと思うのですが、いかがでしょうか。
【コラム】筆洗
2014年2月7日 東京新聞TOKYOWeb
▼ロシアの人々は、寒さを愛している。氷点下になるかならぬかくらいの冷え込みだと、「気分が悪い」と嘆きつつ、言う。「早くマローズが来ればいいのに」
▼マローズとは、厳寒のことだ。寒さを通り越して痛さを感じ、大気から一切の濁りが消えダイヤモンドダストが舞うような日、かの地の人々は実に喜々としている。ロシア版のサンタクロースはその名も「ジェド・マローズ」。直訳すれば「厳寒じいさん」。寒さは恵みなのだ
▼ただ、一九四一年のマローズは残酷だった。第二次世界大戦の独ソ戦が始まると、ドイツ軍はレニングラード(現サンクトペテルブルク)を包囲し、三百万都市を兵糧攻めにした。この年の寒波は例年にない厳しさだった
▼飢えた人々は、砂糖工場が爆撃されれば、焼け跡で氷をかき集めた。その氷にかすかな甘さがあると信じて。九百日にも及ぶ包囲戦で六十四万人の餓死者を含む八十万人の命が奪われたという。封鎖が解かれたのは、ちょうど七十年前の冬のことだった
▼きょうロシアで初の冬季五輪が開幕する。節目の年の平和の祭典は厳冬の中で犠牲となった人々への手向けともなろう。開催地ソチは、戦いの歴史が刻み込まれたカフカスにあり、テロの脅威などきな臭さは消しがたい
▼それでも、ソチのジェド・マローズは、世界中をあたためるようなドラマを届けてくれるはずだ。
☆ 今日は雪の朝です。寒いですが、皆様にとって良い一日で有りますように ☆
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