TUBA修理職人

素人金管楽器凹出し職人のブログ

NIKKAN YBB-641オーバーホール10

2016-02-28 23:37:03 | 日記

誰かの話か忘れたけれど、チューバの「ハンドメイド」という表記があるよねぇ。

ん?。でもチューバとか金管楽器ってほとんど手作りじゃないのかな~~。

じゃチューバは全てハンドメイドじゃないのか??

と思ってたら・・・実は1番管(U字管)が丁寧に作っているのがハンドメドらしいというのを聞いたのですが本当だろうか?

というわけで・・1番管

かなり完成度をあげてきましたよ~~。なんちゃって。自画自賛!!

で問題がありまして。腐食なんですね。手の汗等で長年にわたり錆たところを一生懸命研摩!!!

あんまり削ると薄くなるよね。


NIKKAN YBB-641オーバーホール9

2016-02-21 15:49:23 | 日記

1番管の仕上がりをもう少し進めました。

全体の仕上がりを仮に組み立てて眺めてみましょう。

綺麗にしたらしたで、粗も見えてきてしまいます。

全体のバランスが大事です。

磨きは凹凸を見極め安くするのに大事な方法なんです。

ここも思いっきり凹んでました。

こんなんでした。

いまは、こうなりました==!!

 

 


NIKKAN YBB-641オーバーホール8

2016-02-13 00:17:52 | 日記

修正したプロテクターのニッケル板と2番管本体の半田接合。

昨日より更に修正の精度をあげて針金で固定。

これはすでに半田を流し込んだ後ですね。

で、針金を外して大雑把に磨いてみたらこんな感じですね!

次回へとつづく~~。


NIKKAN YBB-641オーバーホール7

2016-02-11 17:40:58 | 日記

続きましては、2番管の修理です。

中々手ごわそうです。

まずは、ニッケルのパーツ類を外してみましょう。プロテクターのニッケル板が大変だ。

結構半田が多い。メーカーにしては半田の量が多い気がする。

うねうねに這いずり回ってます。意外と固い材質ですね。

で、外した本体はこれ!!

これは酷いです。ここからおよそ一時間かけて修正するとこんな感じ。


NIKKAN YBB-641オーバーホール5

2016-02-09 22:11:38 | 日記

自分は素人の楽器職人(自称)ですので工具や道具というのは自力で工夫するしかありません。

今回は4番ロータリー周辺の管を修理する顛末です。

要するに管楽器の管は断面が真円なんですよね。大抵はそれが変形しているわけです。

それを手っ取り早く修正するには丸い球を通せば良いのです。たぶん・・・今回はこれをつくりました。

繭玉調の鉄球ですね。直径はおよそ、

21・7ミリぐらいか。

これを通していきます!!

 

あれ?通らないや。

お~~~狭いな!!こりゃ無理だ。

またつくるのめんどくさいなぁ!!という事で手持ちの鉄でハンドメイドしました。

つくるのに1時間かかりました。

玉通し作業が、5分ですよ。5分!!

ここから突っ込みます。さてさて!!

 

 

 

 

 

 

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お~~!!!大成功ですね。オーナーさんも大喜びでしょう!!きっと。

いいね~~。やってて達成感がありますね。はっはっは!!