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東京マラソンの受付に行ってきました。
場所は東京ビッグサイト。大崎からりんかい線に乗って。
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地図で見ればよくわかりますが、そこはもう東京湾の中です。
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往復でちょうど3時間くらい。ちょっとした東京観光気分。外国からの方々もたくさんいました。
帰りは新宿で途中下車して、紀伊国屋書店をぶらぶら。その後、追分だんごを買い求め、昔から愛用している登亭の鰻を買い求め、登亭の隣にあった讃岐うどんの店で腹ごしらえ。
帰宅してからだんごをいただき、夕食は鰻をぺろり。これでもう前日の準備としては万全です。アスリートビブスもつけました。それが表紙の写真です。
明日は気温が上がる予報(最低10度、最高20度)なので、半袖で十分でしょう。それと、一番思い入れのあるマラソン大会である東北・みやぎ復興マラソンが、年始に終了を発表しています。
ショックでした。予想外のことでもありました。
津波浸水域を走る唯一の大会とも言えました。そこで走った経験は、この3月に応募しようとしている私の小説に大きな影響を与えています。
あの巨大地震と津波がなければ私は走り始めていなかった。その意味で、東北・みやぎ復興マラソンは、私にとって原点とも言える大会でした。
だから、感謝の気持ちを込めて、完走賞のTシャツは三種類持っているのですが、その中でも一番のお気に入りを着て走ろうと思うようになりました。
表紙の写真は裏で、表はこのようになっています。
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足跡のデザイン。私たちランナーの一歩一歩が、リバイブ(復興)の一歩一歩になると願いを込めて。
私にとって、走ることは生きること。そして同じように、書くことは生きること。
一歩ずつ、一行ずつ、再生の道を辿るように。
その思いで、東京マラソンも走りたいと思います。
レースプランですが、6年前に出した自己ベスト、3時間38分30秒を超えることが1番の目標です。
そのときの走りを思い出すと、当日は冷たいみぞれが降っていました。雨対策ゼロで、待ち時間が寒くて長く感じたのを覚えています。
なのでスタートしたら下り坂だったこともあり、ぶっ飛ばしていました。1キロ4分30秒切り当たり前みたいな。私の基本的なペースは、1キロ5分前後です。その影響は後半に出て、足が動かなくなり、最悪つりました。それでもいまだに自己ベストタイムなのは、それだけ東京がタイムの出るコースであり高低差だということです。
スタートしても大渋滞が待っています。それを抜けてスピードを出した。だけど、その走りは未熟だったとしか言いようがありません。
大人の走りをしたい。
最初の1キロは、7分以上かかるかもしれません。それでも、前半の下りで十分に挽回できます。1キロ4分40秒で10キロ走ったとしたら、基本1キロ5分だとすると、200秒=3分20秒も貯金ができます。最終的な平均のペースが1キロ5分10秒でも、自己ベストは更新できます。
最初の渋滞でいかに焦らないか。そしてその後の急な下りで、いかに足を使わず楽に下れるか。
さらには、3万8千人も一緒に走るのです。それにずっと続く大歓声・大応援。自分を見失わない方が難しい。東京は誘惑に満ちた大会でもあります。勘違いの可能性に満ちているというか。
だからこそ、大人の走りを。
自分のペースを見失わず、それでいて走ること自体を楽しむ余裕も維持して。
そもそも、元気に走れること自体が奇跡なのです。
感謝を忘れず、笑顔でゴール。
では、行ってきます。
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