今日は定休日でゆっくりしようと思っていたら、
朝の8時に玄関のドアを叩く音がする。
出てみると胡散臭い村の世話役だ。
道路の拡幅に一人反対しているから説得して欲しいとのこと。
その反対しているのがオイラと仲良しの爺ちゃん。
世話役と同い年で犬猿の仲なのだ。
世話役は地域のために熱心に動いているが、
工事業者から少しの袖の下を貰っているという噂。
それに世話役は恩にきせたり、自慢するから嫌われるのだ。
だが、自分の見栄と実益のためとはいえ地域に貢献している。
懐に入れているのがほんの少しだから必要悪の部類か?
一人反対している爺ちゃんは潔癖症。
世話役がすることはすべて反対している(笑)
「あんた、仲がいいから一緒に説得に行ってくれんね、
話が進まんで困っちょるとよ」
「ワシ、一人なら説得にいってもいいばい」
「それでもいい、頼んます」
この世話役、自分が嫌われ者だとわかってない(爆)
「おいちゃん、道の件で話にきたばい」
「一人できたんか」
「うん」
「お前が一人で来たんなら承諾する」
「おいちゃん、すんません、ありがとう」
戻って世話役に電話するとすぐに焼酎を持ってきた。
世話役が帰るのを待って爺ちゃんの家に行く。
「これ飲なない、2升貰うたき1升持ってきたばい」
爺ちゃんは要らんと言ったので玄関に置いてきた。
オイラも有用人間だった(爆)
焼酎1升ゲットだゼィ!
ウフフ。