先日親しい人が急逝し、まだまだ先だと思っていた「死」が少し身近に感じられるようになりました。
まだ若く元気だったので、だれもがまさか!と思ったはず。
子どもの成長を楽しみにしていた本人はもちろん無念でしょうし、家族の悲しみは計り知れません。
が、几帳面な性格が逝去後の家族の助けになったと聞いて、少しだけ救われた気がしました。
生命保険や家のローンの書類、銀行口座の暗証番号、パソコンのパスワードなど、すぐに必要な書類や番号がすべてきちんとファイリングされていたそうです。
それを聞いて、もし自分に同じことが起きたら家族はきっと慌てるだろうなと急に不安になりました。
だって、家計はすべて私が管理してるんだもの。
思い立ったら今! 早速こんなノート(↓)を買ってみました。ダイソーに売ってましたよ。
もしもノート。
・銀行口座、クレジットカード、保険、証券、年金などの重要な情報はもちろん、SNSやメールアドレス、HP、スマホなどのIDとパスワード、それらを自分の死後どうして欲しいか。
・事故や病気で回復が望めない時にどうして欲しいか、だれに任せるか、だれに連絡をするか。
・死後どんな葬儀を希望するか、お墓や供養、法要などの希望。
・遺品をどうして欲しいか。
上記のようなドキドキするようなテーマのほかにも、自分のルーティーンや好きなこと、マイヒストリー、仲のよい友達、思い出などを書く欄もあります。
書く内容は今現在の私の気持ちなので、10年20年たったらまた変わってくるかも。
今後書き直したり上書きしていく過程をあとから見るのも、またおもしろそうです。
この「もしもノート」のほかに、「わが家の保険」も整理し直しました。
約款や書類ばかりではわかりにくいので、表紙に早見表を貼り付けました。
例えば、医療保険は毎月いくら払っていて、手術や入院をしたらいくらカバーされるかなど・・・。
改めてわが家の保険を見直してみると、生命保険(医療保険や死亡保険)のほかに、貯蓄型保険や家財保険、自転車保険、傷害保険など、結構な数の保険に加入しています。
それをすべて把握しているのは私だけというおそろしい事実。
自転車保険に入っていることを、夫や子どもは知らないだろうなぁ。
とにかく、今思いつく大事な情報を丸1日かけてノートやファイルにまとめ、子どもに保管場所を伝えておきました。
いつかはやらなければと思っていたので、ちょっとホッとしました。
きっとだれもが段どりよく終活したいと思っているでしょう。
でも、必ずしもそうならないのが人生。
突然の病死や、予期せぬ事故や災害で亡くなるケースだって当然あります。年齢に関係なく・・・。
そんな時残された家族が慌てないように、今できることをやっておきたいですね。
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