赤膚焼の紹介を図録から紹介。大阪近つ飛鳥博物館、平成16年夏季企画展『旬夏秀陶―関西編 府立大阪博物場が集めた近世のやきもの』会期は2004年7月27日から8月29日まで。
明治維新直後の廃仏毀釈以後宝物調査が進み明治5年東京で「博覧会」がおこなわれるようになり、大阪では明治8年府庁であった建物を利用して「大阪博物場」がひらかれたが、大正ころから展示をやめ倉庫に眠っているようになり、昭和40年代には中之島図書館の倉庫にこの時の陶磁器の件数は大正4年にくらべて51%。半数が散逸したようだ。現在は大阪府文化財保護課の管理。収集は近代の製陶業者の手本となるように全国各地の窯場の代表作が集められた。全体の3分の1が関西の陶器。
展示は62件のうち赤膚焼きを次回にご紹介します。