このお話の前段は6月5日の記事です。https://blog.goo.ne.jp/admin/entry?eid=b00fff3a544c3be2fa0676c080785f6b&sc=c2VhcmNoX3R5cGU9MCZsaW1pdD0xMDAmc29ydD1kZXNjJmNhdGVnb3J5X2lkPWVjMWU5ZGRhNjcxYzU3N2JhYjQ2ZGE0ZWYzMDkwMDFhJnltZD0mcD0x
福建省漳州市平和県に4回も行くことになりました。(中国では市より県の方が単位が小さいのです。)漳州窯の作品はほとんど海外に輸出されて、中国では残っていなかったんです。当時中国の研究者は窯が確認されるまでは研究対象ではなかったのです。ようやく窯が確認されて研究会ということになったんですね。
そのうち2回は前回書きましたが、3回目は「中国古陶磁`99漳州年会」に考古学や美術館の皆さんと参加させていただきました。同行された金沢さんが「出光美術館館報110」にこの会の様子が詳細に報告されています。日本からは名古屋大学楢崎彰一名誉教授を団長に21人。他にもに日本人グループが数組参加して会は1999年11月26日~30日まで楢崎先生の「漳州と美濃桃山陶磁」の講演を皮切りに漳州市のホテルでの報告会と平和県での現地見学の二本立てで行われていました。平和県での窯跡見学は2回目となりましたが、前年よりも整備されて近くまで車が入れました。ここは意外と窯の規模が小さいと・・・。報告は日本人の研究者は金沢さん以外は日本語でしたが、他はほとんど中国人で、通訳はないので、スライドを見ているぐらいでしょうか・・(笑)同行した研究者の皆さんとは次年から景徳鎮、龍泉窯と、続いて同行させていただきいろんな意味で勉強になりました。
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