抗がん剤の話!
私は昔からいろいろ患者の健康相談と栄養指導してきた。
その中で肺ガンの患者で抗がん剤の服用の相談があった。私は専門ではないので、当時ベストセラーになった「安保徹」の本をお貸しした。後は本人任せにした。すると抗がん剤治療は受けないことにしたそうである。
その結果、当時8人部屋で全員肺ガンであったそうである。ところが、抗がん剤治療を受けなかった2名のみ現在も存命中とのこと!未だに小峰先生の家の方には足を向けて寝られないと言ってくれる。
実はこのような例はたくさんある!あくまで相談レベルなのでもの凄いジレンマを感じることも多々あった。
一度は抗がん剤を苦しいので止めたいとの相談があった。私は担当医に自分で止めたいとはっきり言いなさい!と申し上げた。すると「先生にそんなことは言えない!」と言うのである。結局、副作用の辛いままお亡くなりになってしまった。
あれ程、辛い思いをして確実に治癒するのであれば仕方ない部分もあるが、このような相談を受けていて一時は緩解状態になるが、結局他の部位にガンが発生してしまうこともよくあることである。
5年生存率と言われているが、5年後をフォローアップしてどのような末期を歩んでいるか?も調査していただき、治療法を選択して欲しい!
いずれにしても免疫力を下げては何もならない。原発巣のガンが消えても他のガンが発症しては意味がない!
本日もガンの患者が相談に見える!しかし、免疫力を上げる指導のみにしたい!そこまで踏み込みたくないのが本音である!