おいちゃんの田舎暮らし日記

定年になって田舎で小さな小屋を作りながら暮らしています

鉄キャタ ショベル

2011-11-03 22:11:48 | 機械いじり
本日晴れ、気温高し
 
 
今日は何をやるかいろいろ考えていたが、この前充電したショベルを動かしてみることにした。
このショベルは5年ほど前に雪かき用に使おうかと手に入れたもの、
 
エンジンは掛かるが2速、3速でうまく動かない時があるのでジャンクで、というものを買ってみた。
メーカーはヤンマーで大分古い機械だ
正式には:クローラーローダー  
型式 :Y-16
運送重量:2600Kg
バケット容量:0.25
エンジン:ヤンマー水冷単気筒のディーゼルで NS130C  13HP
と言うもので、走行はギヤとクラッチの機械式である。
 
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あまりにも見栄えが良くなかったのでタッチアップ程度の塗装をした
 
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エンジンはセルで問題なくかかるが、いろいろ調べてみるとどうもクラッチが滑っているようだった、
その他、駆動軸のシャフトのところにドラムブレーキが付いており、左右のペダルを踏むと
ギヤが抜けてさらに踏み込むとブレーキが利きその方向に旋回するという構造だがこのブレーキも
ライニングが錆びてうまく働いてないようだった。
その他ハイドロポンプをチェーンにより駆動しているがこのチェーンが伸びきってカバーをこすり
異音が出ていた。
 
このカバーの中にクラッチ板がある。
いわゆる乾式多板タイプのもので、クラッチフェーシングが7枚
フリクションプレートが6枚で構成されている。
 
このクラッチ板は新たにヤンマーで購入して交換した
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このアームが出ているところにブレーキドラムがある。
ブレーキシューは純正のものは高かったので、東京にある目黒クラッチという会社で
4枚共、張り替えてもらった。
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操作盤はこのようになっている
銀色のコーンのところから上側にチェーンがかかってハイドロポンプがある
チェーンはバイク用のものでぴったりのものがあったので交換した
 
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ということでずいぶん古い機械だが、いまだに動く!
鉄キャタなのでゴムクローラーのような心配もなく、
1~2年ほっておいてもエンジンがかかる、すごいですねえ~日本の機械は
このようなものでないと発展途上国などではすぐ使えなくなりますね。
 
まだ、メカがよくわかってないところがありますがこれからも楽しめそうです。
動かなくなれば薪割機にでも改造できそうですが・・・
 
 
ということで今日はこれで遊んで、あと少し駐車場の床の整地を行った。
ここに臨時に除雪機などを入れる屋根を付けようかと思案中
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