荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

映画の巻、みたび。

2015年04月05日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを



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映画の巻。
映画の巻、ふたたび。

GYAO!にて米国映画【デンジャラス・ビューティー】と【デンジャラス・ビューティー2】を観ました。

パート1はカミさんと劇場で観た様な記憶があります。

もう14年前なんすね。

とにかく、何も考えずに楽しめるエンターテイメント作品。

【ANNIE/アニー】を観た時も、しみじみ思いましたが、こんなただただ楽しいだけの作品を創る事の出来る米国って羨ましいな、と。

ニッポンの映画と言えば、たまたま当たったドラマの映画化だの、マンガの実写化だの、ヒトを殺しまくるだの、ドロドロSEXしてるだけだの、イケメンとカワイコちゃんの惚れた腫れただの…。

ホントにショボいものばかり。

実に情けない。

もちろん韓国映画にも負けています。

【ニッポン映画】ってものを一回ブっ潰して、しばらく調正期間を設け、ありとあらゆるしがらみをなくした上で乗り出さないとダメですよ。


さて、この2作品、【スピード】で一躍有名になったサンドラ・ブロックが主演、おまけに製作にまで手を出しております。

サンドラ・ブロックって僕とどっこいどっこいの歳だと思っていたのですが、今年50歳なんですね。

やっぱ女優さんは違います。

化粧っ気もなく、ガサツで格闘技術に長けたオンナFBI捜査官が、連続爆弾事件解決のためにミスコンに潜入するってのがパート1。

そのミスコンで【ミス・アメリカ】に輝いた友人が誘拐され、無理矢理組まされた相棒といがみ合いながらも解決に奮闘するのがパート2。

まさに王道。

両作とも主人公をサポートするオカマが登場します。

このテのキャラはこのテの作品には必須ですね。

少々古い作品ですが、1988年に公開された【マネキン】っていうロマンティック・コメディ作品にも効果的にオカマが登場します。

良い作品だったなぁ…【マネキン】。

好きだったオンナのコにビデオをプレゼントしたっけ。

実に恥ずかしい…。


【ANNIE/アニー】のキャメロン・ディアスもそうでしたが、サンドラ・ブロックも凄ぇ変顔をするんですよ。

こんなの松嶋菜々子がやりますか?仲間由紀恵がやりますか?広末涼子がやりますか?中谷美紀がやりますか?

米倉涼子はやりますけど。あと、ガッキーも。



あと、アクション。

昔っからニッポンの女優は過保護で、まともなアクションが出来ないと言われております。

ホントにその通り。

ハリウッドだろうが、ヨーロッパであろうが、香港だろうが、韓国だろうが、インドだろうが、女優だったら、そこそこアクションはこなしますよ。

女優なら気の利いたアクションのひとつも見せられなきゃ。

今さら志穂美の悦ちゃんの名を出さなきゃダメなほど、この国でアクションを見せられる女優は少ない。

あとは水野美紀とか℃-uteの矢島舞美ちゃんくらいか? あ?


なんとなく米倉涼子も出来そうだけど。

実に情けない。


インテリア業界と同じく、あと100年経とうが1000年経とうが、ニッポン映画ってグローバルスタンダードにはならないでしょう。

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インテリアの巻、みたび。
インテリアの巻、よたび。

実に情けない。