荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

ブログの巻、みたび。

2015年04月25日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
とくべつネタがあるわけではないのですが、初めてスマートフォンからの投稿であります。

考えてみれば、皆さんブログをアップするのにはスマホを使っておられるのでしょうか?

それともPC?

どうでもいいんすけど、ちょいと気になりました。

それにしても、ブログって全部でどのくらいの数があるんでしょうかね。

このgooブログだけで210万以上もあります。

きっとニッポン国民数より多いのでしょう。

僕も含めて世の中にアピりたいヤツばっか。

ま、FacebookやTwitterもそうですが、平凡なトーシロの平凡な発信なんて面白くも何ともないんですけど。

『ついついブログをサボっちゃいました(汗)』とか書いてるタコがいますが、誰も期待しちゃいねーよ!って毒づきたくなりますな。

リーマンのラーメン食べ歩きだの、主婦の100均ライフとかビンボー臭ぇネタに誰が期待するのかってーの!

『「この花はおれが咲かせたんだ」土の中の肥料はそんな自己顕示をしない おれのような』相田みつを(ニッポンの詩人・1924~1991)

白川道の巻。

2015年04月25日 | 枯渇した生活に豊潤な読書を



白川道が亡くなりました。

僕が初めて白川道の作品を手にしたのは【海は涸いていた】です。

オトコの魂と純情がつまった名作でした。

僕はギャンブルを一切やらないので【病葉流れて】シリーズは読んでいませんが、他の作品はほとんど読破しております。

ま、物語のパターンはだいたい一緒なんですよね。

過去を引きずった主人公のオトコ、運命のオンナ、お金持ちのご息女、友のために命まで投げ出そうとするダチや舎弟、そして主人公を執拗に追う刑事…。

それでも毎作毎作、あれだけの量を面白く読ませる筆力は素晴らしかった。

【天国への階段】で直木三十五賞にノミネートされながらも、受賞に至らなかったのは残念至極であります。



白川道自身も小説になりそうな履歴です。

経済犯でパクられ実刑を受けた事もあり、ギャンブルに明け暮れる豪放な性格だったそうですが、ホントにそうなのかな、と。

あんなロマンチックなハードボイルド小説を書く様なヒトは、豪放なだけではないはずです。

なにせ中瀬親方のダンナですからねぇ。

あんま意味はないですけど。



白川道【海は涸いていた】と同時期に黒川博行の【疫病神】を読みました。

過去の記事。
黒川博行の巻。
黒川博行の巻、ふたたび。
黒川博行の巻、みたび。

エンターテイメント界の“白と黒”、“Blanc & Noir”。

僕はそう呼んでおりました。

このふたり、仲良しらしく麻雀なんぞよく打ってたそうです。

享年69歳。まことに残念。【竜の道】は未完に終わっちゃいましたしね。

ご冥福をお祈りします。




クソ議員・上西小百合のメイクを真似た中瀬親方。

腹かかえて爆笑しました。