朝がまた来る

旧ブログ名「母のようになりたくないのに」です。
毒親、ママ友、育児、病気のこと…40代パート主婦が呟いています。

コロナに罹患④

2022-02-07 17:06:45 | 病気のこと

1/23(日)に発症→2/2(水)まで健康観察期間(自宅療養)

息子1/25(火)に発症→2/4(金)まで健康観察期間(自宅療養)

1/26(水)に発症→2/5(土)まで健康観察期間(自宅療養)

1/26(水)に発症→2/5(土)まで健康観察期間(自宅療養)

 

倦怠感としつこい咳、頭痛や下痢…その他もろもろの不調でMPもHPもどんどん削られていく日を過ごしていました。

朝起きて朝食の支度、洗濯、ちょっと掃除→余力がゼロになり布団に入る→気が付くと夕方…

病院から処方してもらった薬を飲みきるところまできましたが症状は一向に良くなりません。

そんな私の様子を見て夫が「咳止めの薬を処方してもらったら?」と言いました。

出された処方箋を確認すると「痰や鼻汁を出しやすくする薬」と「アレルギー性鼻炎の症状に効く薬」が処方されていました。

ちなみに夫の処方箋を確認すると「咳を鎮める効果がある薬」が処方されていました。(夫と私は違う病院を受診しています)

私も夫と同じお薬を処方してもらえるかな…

私は病院に電話をしました。

咳の症状が改善されないこと。処方してもらった薬を飲み切ってしまうこと。咳止めを処方してしてもらえませんか?

すると先生が

「咳止めを飲んじゃうと痰が出なくなって肺炎を起こしますよ」

「処方した薬を飲み切っても改善されないなら、保健所に連絡して“ホテル療養”した方がいいですよ」

(;゚Д゚)えええ!!!!そこまで大事になっちゃうの!?

返答に困っていると「もしもし!?こっちもいま忙しいのでこれで(電話を終わりにして)いいですか?」

私は「…はい。わかりました。。。」としか返事が出来ませんでした。

体調不良で思考能力も低下しています。私はどうすればいいのか分からなくなりました。

医療現場がひっ迫していることも重々承知しているからこれ以上病院に訴えても迷惑になっちゃう…

確かに私には糖尿病の持病があるから重症化するかもしれない…

この咳は重症化の予兆なのか…

本当にホテル療養になっちゃうのかな…

 

「咳止め処方してもらえた?」と聞きに来た夫に先生から言われたことを伝えました。

「そんなのおかしいよー!」と憤る夫。でもすぐ冷静になり「(糖尿病)でお世話になっている先生に相談してみたら?」と提案してくれました。糖尿病でお世話になっているクリニックでは「オンライン診療」をやっています。

私はクリニックのサイトを確認して、手順通りに「オンライン診療」の希望を連絡しました。自分がいまコロナに罹患していること。東京都の発熱相談センターに相談して教えてもらった発熱外来を受診、抗原検査を受けたこと。処方してもらった薬の名前と処方された日数。「咳止め」を処方してもらえなかった理由なども事前に先生に連絡しました。

その日の夜。LINEのビデオ通話で「オンライン診療」を受診することができました。

先生のお顔を見てお話できてホッとする私。

コロナに罹患してからの症状を細かく聞いてくださった先生は「咳止め」と「吸入薬」を処方してくれました。

“ホテル療養”にならなくてよかった~…とまたまたホッとする私。

翌日には保健所の方が手配してくださった「パルスオキシメーター」と「配食」が届きました。

「配食」にはレトルト食品や缶詰、ゼリーやスポーツ飲料が入っていて本当に本当に助かりました

2/3(木)には娘のクラスの学級閉鎖が解除され、娘も学校に登校できました。(心配してた“からかい”もなかったそうです。)

この日は節分。娘にお願いして近所のスーパーから「恵方巻」を買ってきてもらいました。

私も数日ぶりに台所に立ち「豚汁もどき(材料不足で“豚汁”というより“豚肉が入った味噌汁”」を作りました。

「ママが作ってくれたご飯が一番~」といっておかわりしてくれる子ども達。

そして金曜日に息子、土曜日には私と夫の健康観察期間(自宅療養)が解除されました

徐々に「日常」が戻ってきて本当に嬉しいです

よつばと15巻の帯に書いてあった「普通という奇跡」という言葉をかみしめています。

 

ブログをご覧いただきありがとうございます。

健康観察期間中は毎日病院から(PCR検査や抗原検査をしてくれた病院)その日の体温と体調を確認する電話がきます。

“ホテル療養”の話を振ってきた先生が「こちらは抗原検査しか診ていないので、持病のある患者さんに(ちゃんと診察せず)薬だけ処方することはできなかった」と仰っていました。

確かにそれもそうだよな…と思いました。

健康観察の確認のため休診日も土日も休まず患者さんとの電話応対。

普段の診察や予防接種など通常診療もあります。

“ホテル療養”と言われ「ええー!!どうしよう」と焦りましたが、先生が出した最も適した診断が“ホテル療養”だったのです。

東京都の発熱相談センターに電話がつながったこと

紹介してもらった発熱外来で受診できたこと

保健所の方がパルスオキシメーターと配食を手配してくれたこと

かかりつけの病院で「オンライン診療」を受診できたこと

全てに感謝しています。本当にありがとうございました。