朝がまた来る

旧ブログ名「母のようになりたくないのに」です。
毒親、ママ友、育児、病気のこと…40代パート主婦が呟いています。

おばあちゃん日和

2021-01-22 00:43:04 | 日記

私は接客を伴う仕事をしています。

毎日様々なお客様がいらっしゃいますが、今日は「おばあちゃん世代」の方々とほんわかしたやりとりが多い1日でした。

1人目のおばあちゃんは毎日来店される方なのですが、少し認知機能が弱くなっているご様子で午前中に2~3回来店されます。

清算の際、お財布の中に小銭がたくさんあるのにお札で(しかも万札率が多い)お会計をしようとするので、お節介な私はついつい「お財布の中に小銭がたくさんあるみたいですので(小銭を)いただきましょうか?」と声をかけてしまいます。

するとおばあちゃんは「あら~ありがとうねぇ~」とトレーに小銭を全部出してくれます。私はその中から会計に必要なお金をいただいて、残った分の小銭をお財布に戻してあげます。「お財布が軽くなりましたね」と言うと、おばあちゃんはにっこり笑って「ありがとうねぇ」と言ってくれました。

残った小銭をお財布に戻した瞬間、おばあちゃんの手と私の手が触れました。(コロナ感染予防のため、私は薄手のゴム手袋をしています)

手が触れた時、おばあちゃんが「あったかい“おてて”だねぇ~~~、ここも…」とご自分の胸に手をトントンとあてる仕草をされました。

「あったかい“おてて”だねぇ~~~、心もあったかいんだねぇ~~~」

そう仰ってくれたような気がして嬉しかったです

2人目のおばあちゃんは、お会計をされたあと荷物を入れたリュックを1人では背負えなかったご様子だったので、リュックを背負えるようお手伝いをしました。おばあちゃんと私で「あらあらベルトが…うふふ」「肩が上がらなくて~ごめんなさいね。うふふ」と少し手こずりながらも和やかにお手伝いをすることができました。お支度の最後に杖をお渡しすると「ありうがとうね。助かったわ~うふふ」とにこやかに帰られました。手作りのマスクが素敵なおばあちゃんでした

3人目のおばあちゃんは店内に手袋を落としてしまったご様子で「手袋の落とし物ないかしら?」と尋ねられてきました。たまたまその数分前、レジの前に落ちていた手袋を拾っていた私は「もしかしてこちらですか?」と手袋を見せると「そう!それ~~~!」と、安堵するおばあちゃん。

おばあちゃんと私同時に「よかった~~~」と声がハモった瞬間、なんだか心があったかくなりました

 

withコロナの生活が続く中、カチンときたり、眉を潜めてしまいそうになるお客様も…正直います

それでも今日のように心があったかくなるようなお客様とのやり取りがあると接客の仕事にやりがいを感じます。

「年を取ってからの立振る舞いは人生の成績表」と聞いたことがあります。

私はどんなおばあちゃんいなるのかな?できればチャーミングなおばあちゃんになれたらいいな

 

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1人目のおばあちゃんは「となりのトトロ」に出てくるおばあちゃんとそっくりな口調でお話をします。もうそれだけで和んじゃいます。でもいつもお一人で来店されるので、おばあちゃんの生活を見守ってくれる人はいるのかな?と少し心配しています。。。

私は自分の祖父母になにも「祖父母孝行」ができませんでした。とても大事に可愛がってもらったのに、心配ばかりかけてしまいました。(心配の種は母ですが

なので、ご年配のお客様に対して何かお手伝いをする時は自分の祖父母に接する気持ちでお手伝いをするよう心掛けています。



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